GPD-Pocketのキーボード

■このGPD-Pocketのキーボードは英語配列です。
アルファベットの文字の配列は、日本語キーボードと変わりがありませんので、通常のタッチタイピングでのローマ字入力は、いつも通り出来ます。
異なるのは、記号の配列が日本語キーボードと違っていますので、慣れる必要があります。

そこで、このキー配列を確認するために、PC-Talker10付属の「キーボードガイド」を使って、調べます。

●「キーボードガイド」の起動と終了は次のようにします。

1.[Windows]キーを押して、「マイスタートメニュー」を開きます。

2.[上下カーソル]キーで「マイサポート」を選択して、[Enter]キーを押します。

3.[上下カーソル]キーで、「ツール」を選択して、[Enter]キーを押します。

4.[上下カーソル]キーで、「キーボードガイド」を選択して、[Enter]キーを押します。
キーボードガイドが開き、キーボード上の任意のキーを押すと、そのキーの名称をガイドします。
この「キーボードガイド」が起動している状態では、どのキーを押しても、通常のパソコンの操作は出来ません。

5.「キーボードガイド」を終了するのは、[Windows]キーを数回押しますと、「キーボードガイド 終了」とガイドがあり、通常のパソコンの操作が出来るようになります。

新しいパソコンでは、最初にこの「キーボードガイド」でキーの配列を確認しなければなりませんが、一度では覚えきれません。
特に、英字配列のキーボードでは、記号のキーなどが日本語キーボードと違っていますので、度々「キーボードガイド」を起動して確認をしなければならないことになります。

そこで、「キーボードガイド」がすぐに起動出来るように、「キーボードガイド」のショートカットを、「デスクトップ」へ登録しておきます。

●「キーボードガイド」のショートカットを、「デスクトップ」へ登録する。

1.[Windows+E]キーを押してエクスプローラーを開き、次のパスの「KeyGuide.exe」を選択します。
"C:\Program Files (x86)\KSD\アクセサリ\KeyGuide.exe"

2.[Application]キーを押します。
[Application]キーは、[左カーソル]キーの左にあります。
コンテキストメニューが出ます。

3.[上下カーソル]キーで、「送る」を選択して、[右カーソル]キーを押してサブメニューを出します。

4.[上下カーソル]キーで、「デスクトップ ショートカットを作成」を選択して、[Enter]キーを押します。

デスクトップに「KeyGuide.exe - ショートカット」が出来ます。

[Windows+D]キーを押すと、デスクトップにフォーカスが移ります。
アクセスキーの[K]キーを押すと、「KeyGuide.exe - ショートカット」が素早く選択が出来ます。
選択したら、[Enter]キーを押しますと、「キーボードガイド」が起動します。

●GPD-Pocketのキーボードの注意点。
このパソコンは小さいので、キー配列に苦心しているところがいくつかあります。
通常の文字キーはキーとキーの間は1mmぐらい離れていますので、タッチタイピングにはほとんど支障はありません。
でも、この1mmの感覚が無く、隣のキーとぴったりと付いているところがいくつかあります。
ここはキーの押し間違えをしますので、注意が必要です。
次の箇所がキーとキーの隙間がありません。

・[caps]キーと[A]キー
・[FN]キーと[Ctrl]キー
・[コンマ]キーと[ピリオド]キーと[スラッシュ]キー
・[右Alt]キーと[右Ctrl]キーと[セミコロン]キー

注意するキーの位置。

・[Application]キーは[左カーソル]キーの左側にあります
・[全角/半角]キーはありません
 [Alt+`]キーで代用します。
 [`]キーは[Esc]キーの右隣のキーです。
・ファンクションキーは[FN]+数字]キーを押します
・数字キーの上段に記号キーがあります
 この右端が電源ボタンです。
・[F11]キーと[F12]キーは、この電源ボタンの左の[アクサングラーブ]と[マイナス]キーと「FN」キーの組み合わせになります。

次回は、ローカルアカウントをマイクロソフトアカウントに変更します。


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