22.SSDのための設定 その3

●「temp」フォルダの移動。
プログラムソフトの作業中に一時的にファイルを置いておく「temp」フォルダをSSDのCドライブからDドライブに移動しておきます。

1.スタートメニューから「コンピューター」を選択して(コンピューターは開きません)
[Application]キーまたは[shift+F10]キーを押します。

2.コンテキストメニューで[上下カーソル]キーで「プロパティ R」を選択して[Enter]キーを押します。

3.[Tab]キーを押して行き「システムの詳細設定」を選択して[Enter]キーを押します。

4.[Tab]キーを押して行き「環境変数(N)」を選択して[Enter]キーを押します。

5.[Tab]キーで「TEMP 値: %USERPROFILE%\AppData\Local\Temp 」を選択します。

6.「[Tab]キーで「編集(E)」を選択して[Enter]キーを押します。

7.「変数値(V): %USERPROFILE%\AppData\Local\Temp」の値を「d:\temp」と書き換えます。

8.[Tab]キーで「OK」を選択して[Enter]キーを押します。

9.前の画面に戻りますので、[Tab]キーで「OK」を選択して[Enter]キーを押します。

10.「システムの詳細設定 」の画面に戻りますので、[Tab]キーで「OK」を選択して[Enter]キーを押します。

これで「temp」フォルダがDドライブに移動しました。

●Cドライブの「ユーザー」フォルダの「マイ ドキュメント」フォルダをDドライブに移動します。
いろいろなデーターを書いたり消したりする「マイ ドキュメント」のフォルダもDドライブに移動しておきます。

1.Dドライブに「マイ ドキュメント」というフォルダを作ります。
私の場合は、Dドライブの中の「masa_data」の中に作りました。
パスは次のようになります。
D:\masa_data\マイ ドキュメント

2.コンピュータを起動して、Cドライブの次のパスの「マイ ドキュメント」フォルダを選択します。
C:\Users\masana04\My Documents
(masana04はこのパソコンのユーザー名です)

3.[Application]キーまたは[Shift+F10]キーを押してコンテキストメニューを開きます。

4.[上下カーソル]キーで「プロパティ R」を選択して[Enter]キーを押します。

5.[Shift+Tab]キーを押して、タブメニューに移動します。

6.[右カーソル]キーで「場所」を選択します。

7.[Tab]キーで「移動(M)」を選択して[Enter]キーを押します。

8.[Tab]キーを押して行き「ホルダのツリービュー」を選択して[上下カーソル]キーで、目的のフォルダを選択します。
(プラスと音声があるところでは、フォルダがたたまれていますので[右カーソル]キーで開きます)

9.[Tab]キーで「フォルダーの選択」を選択して[Enter]キーを押します。
10.「このフォルダー内のファイルの保管場所を、このハード ドライブ上の別の場所、別のドライブ、またはネットワーク上の別のコンピューターに変更できます。
D:\masa_data\マイ ドキュメント」と音声がありますので、新しいマイドキュメントのパスが正しいことを確認して下さい。

11.[Tab]キーで「OK」を選択して[Enter]キーを押します。

12.「フォルダーの移動のメッセージ 元の場所のすべてのファイルを、新しい場所に移動しますか?
元の場所: C:\Users\masana04\Documents
新しい場所: D:\masa_data\マイ ドキュメントフォルダーの内容に対するアクセスが必要なプログラムでアクセスが可能になるよう、すべてのファイルを移動することをお勧めします。
「エンターは はい Nは いいえ エスケープは キャンセル」とメッセージが出ますので「はい」を選択して[Enter]キーを押します。

13.C:\Users\masana04\My DocumentsからD:\masa_data\マイ ドキュメントにファイルが全てコピーされます。
まだ、あまり多くのファイルが無いのですぐに終わります。

これで、一通りの設定が終わりました。
まだ、やろうと思えば、レジストリの変更や、RAMディスクを作ったりするようですが、少し面倒にもなったので、この辺で設定は終わりにします。

●最終の感想です。
このWindows7とSATA3接続のSSDとの組み合わせは「快適!!」と言うより言いようが無いですね。
現在、必要なソフトはほとんどインストールしたのですが、相変わらずパソコンの電源ボタンを押してから「Pc-talker7が組み込まれました」と音声があるまでに18秒しかかかりません。
パソコンの「速さ」は、キーボードのキーを押してから、パソコンが反応する早さでしたが、このパソコンは、私がキーを押すのを待っていて「速く押せ!」と言われているような感じです。
当然、今ではこのパソコンが私のメインのパソコンになっています。
SSDは寿命が短いと言われていますが、メインのパソコンとして、毎日酷使して、どのくらい持つかが楽しみですね。

これで、この連載は終了したいと思います。
読んで頂いてありがとうございました。


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