Kzemi講座7:色々な文字種に変換する

色々な文字種を入力する方法を書きます。
日本語の文章には色々な文字の種類が含まれています。「平仮名」「漢字」「カタカナ」「英文字」などです。これらの色々な文字種をキーボードから入力するためには「日本語変換システム」と言うソフトを使います。
「日本語変換システム」は「IME」と言われ、日本語版Windowsには標準で「MS-IME2003」(2003は最新バージョン)が付いています。この他にも、ジャストシステムの「ATOK17」(17は最新バージョン)がありますが、これは別途購入する必要があります。
スクリーンリーダーは、この2つのIMEに対応しています。
キーボードから日本語を入力するためには[半角/全角]キーを押して日本語変換システムを起動しておく必要があります。何時も行なっている事です。

今回はMS-IMEに付いて書きます(ATOKでは少し違うかも知れません)。

【平仮名の入力】

標準の設定では、キーボードから、ローマ字入力やカナ入力で文字を入力しますと、平仮名が画面に表示されます。

【漢字の変換】

画面に入力した平仮名を[Enter]キーを押して確定しない前の未確定のうちに[Space]キーか[Space]キーの右隣の[変換]キーを押しますと、その平仮名を読みにした漢字に変換されます。
日本語には「同音異義語」がありますので何回か押して、目的の漢字が出たところで[Enter]キーを押して確定します。

【「平仮名」「カタカナ」「英数字」の変換】

入力した未確定文字を「平仮名」「全角カタカナ」「半角カタカナ」「全角英数字」「半角英数字」に変換する事が出来ます。
全角カタカナ変換:[F7]キー、または[Ctrl+I]キーを押します。未確定文字が全角カタカナになります。
半角カタカナ変換:[F8]キー又は[Ctrl+O]キーを押します。
全角英数変換:[F9]又は[Ctrl+P]キーを押します。
「あいうえお」と入力した状態で押しますと「aiueo」(英語の小文字)になります。もう一度押しますと「AIUEO」(全角英数大文字)になります。もう一度押しますと「Aiueo」(先頭だけ大文字)になります。「かわづ」と入力して押しますと「kawadu」[KAWADU」[Kawadu」となります。
半角英数変換:一度[F9]又は[Ctrl+P]キーを押して全角英数に変換した後で[F8]又は[Ctrl+O]キーを押します。(水越さん追記)半角への英文字変換ですが F10 でできますよ。
平仮名変換:[F6]キー又は[Ctrl+U]キーを押します。

【入力モードの切り替え】

入力した文字を変換するのでは無くて、初めから「カタカナ」「英数字」を入力します。

1.平仮名と英数字の切り替え:[Caps]キー(左の下から3番目)を押しますと、「平仮名」「英数」が切り替わります。

2.「全角カタカナ」「半角カタカナ」「ひらがな」切り替え:「無変換」キー([Space]キーの左隣)を押しますと順次切り替わります。

3.「全角英数」「半角英数」切り替え:[Shift+無変換]キーを押すと切り替わります。平仮名に戻すのは[無変換」キーを押します。

使い始めると便利です。

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