WindowsXPで使える、バックアップソフトです。スクリーンリーダーでも十分使うことが出来て、システムバックアップも簡単に出来ます。
HD革命/BackUp Ver.7
http://www1.ark-info-sys.co.jp/products/products_pc/hdbk7/index.html
I/Oデーター製のハードディスクの中には、HD革命/BackUp」がバンドルされている機種もあります。
今回は、「システムバックアップの手順」と「リストアの手順」について書きます。
「HD革命/BackUp Ver.7」をパソコンにインストールしておきます。
外付けHDD(ハードディスク)をパソコンに接続しておきます。
Cドライブは、「最適化」と「ディスククリーンアップ」をしておくと良いと思います。
外付のHDDのドライブ名をマイコンピュータで確認しておいて下さい。
(ドライブ名とは、「C」とか「D」とか言うアルファベットのことです。)
1. スタートメニューの「プログラム」を選択して[右カーソル]キーを押してサブメニューを開きます。
2. [上下カーソル]キーで「HD革命/Back Up 7」を選択して、[右カーソル]キーでサブメニューを開きます。
3. [上下カーソル]キーで、「HD革命/Back Up」を選択して[Enter]キーを押します。「HD革命/Back Up Ver.7」が起動します。
4. 起動した画面で、[Tab]キーで「バックアップ」を選択して[Space]キーを押します。([Enter]キーではありません)
5. 「ドライブ名 :の コンボボックス C:\」と言います。これは、バックアップを取るドライブを選択する所です。もし、ドライブ名が C でない場合は、[上下カーソル]キーで C ドライブを選択してください。
6. [Tab]キーで「次へ」に行き[Space]キーを押します。([Enter]キーではありません)
7. 「ドライブ名 :の コンボボックス E:\」と言いますので、外付のHDDのドライブ名を[上下カーソル]キーで選択します。ここは、バックアップファイルを保存するドライブを選択する所です。
8. [Tab]キーを1度押しますと「ファイル名 :の エディット 2007-01-10-1325\」と言います。これは、バックアップファイルの保存フォルダ名です。バックアップする日付がフォルダ名になっています。
9. ですから、このフォルダ名はその日の日付が書かれます。このままで良いと思います。
10. もう1度[Tab]キーを押しますと、「ファイル名 :の エディット C_Drive.hdz」と言います。これがバックアップファイル名です。これもこのままで良いと思います。
11. [Tab]キーを押して「次へ」まで行き、[Space]キーを押します。
12. 「バックアップ時のオプションを選択してください。の ラジオボタン 標準のオプションを使用する」と言います。[上下カーソル]キーでオプションが選択出来ますが、「標準」のままで良いと思います。
13. [Tab]キーで「次へ」まで行き[Space]キーを押します。([Enter]キーではありません)
14. 確認の画面が出ますので、[Tab]キーで「開始」まで行き[Space]キーを押します。PC-talkerは[Ctrl+Alt+下カーソル]キーで、XP-Readerは[Ctrl+下カーソル]キーで、設定の内容を読むと思います。
15. 「HD革命/Back Upの情報メッセージ バックアップを開始しますか? エンターは はい Nは いいえ 」と言うメッセージが出ますので「はい」で[Enter]キーを押します。
16. バックアップが始まります。
パソコンの性能やCドライブの容量にもよりますが、時間は少なくとも数十分かかります。終わると、スクリーンリーダーが「終了しました」と言いますので、[Enter]キーを押します。
17. マイコンピュータを起動して、外付のHDDを開きバックアップファイルが有る事を確認して下さい。
「リストア」とは、バックアップしておいたファイルを元のCドライブに書き戻す事を言います。HD革命/Back Up Ver.7では「復元」と言っています。
方法は、2つ有ります。
1.Windowsが起動できて、「HD革命/Back Up Ver.7」が起動できる状態の場合。
2.Windowsが起動しないで、「HD革命/Back Up Ver.7」が起動出来ない場合。
[Windowsが起動する場合]
外付けのHDDを接続します。
マイコンピュータで、バックアップファイルのある、ドライブとフォルダ、バックアップファイルを確認しておいて下さい。
注意
バックアップファイルを復元出来るパソコンは、バックアップを取ったパソコンに限ります。他のパソコンには「復元」は出来ません。
1. 上記の「バックアップの手順」と同じ方法で「HD革命/Back Up Ver.7」を起動します。
2. 「バックアップの プッシュボタン」と言いますので[Tab]キーを1度押して「復元の プッシュボタン」に行き、[Space]キーを押します。([Enter]キーではありません)
3. 「ドライブ名 :の コンボボックス E:\」と言いますので、バックアップファイルが保存されている外付のドライブ名を[上下カーソル]キーで選択します。ドライブ名とは、CとかDなどのアルファベット文字です。
4. [Tab]キーを1度押します。「ファイル名 :の エディット」と言います。ファイル名が空白になっていますので、[Tab]キーを押して「参照の プッシュボタン」まで行き[Space]キーを押します。([Enter]キーではありません)
5. ファイルを開くダイアログが開きますので、[Tab]キーを数回おして「ファイルの場所:の コンボボックス」に行きます。
6. [上下カーソル]キーでバックアップファイルを保存した外付HDDのドライブを選択します。
7. [Tab]キーを数回押して「hdzファイルを開くの リストビュー」まで行き、[上下カーソル]キーでバックアップファイルを保存したフォルダを選択して[Enter]キーを押します。(フォルダ名は、日付になっています)
8. バックアップファイルの「C_Drive.hdz」を[上下カーソル]キーで選択して[Enter]キーを押します。
9. 前の画面に戻りますので、[Tab]キーを押して「ファイル名 :の エディット 2007-01−10−1341\C_Drive.hdz」のようにバックアップファイルのパスが記述されていることを確認して下さい。(ここに書いて有るパスはファイルの保存場所によって変わります)
10. パスが確認出来ましたら、[Tab]キーを数回押して「復元前にバックアップファイルの検査を行うの チェックボックス チェック」に行き、チェックなしと言ったら[Space]キーでチェックを入れます。
11. [Tab]キーで「次へ」まで行き[Space]キーを押します。
12. バックアップファイルの検査の画面になります。検査が終了するまでに数分の時間がかかります。
13. 検査が終了しますと復元先のドライブを選択する画面が出ます。「ドライブ名 :の コンボボックス C」と、Cドライブが選択されている事を確認してください。
14. [Tab]キーを押して「次へ」まで行き[Space]キーを押します。
15. 設定の確認画面が出ますので[Tab]キーで「開始」まで行き[Space]キーを押します。PC-talkerは[Ctrl+Alt+下カーソル]キーで、XP-Readerは[Ctrl+下カーソル]キーで、設定の内容を読むと思います。
16. 「HD革命/Back Upの情報メッセージ 復元を開始しますか? エンターは はい Nは いいえ 」と言うメッセージが出ますので「はい」を選択して[Enter]キーを押します。
17. Windowsが終了して、リストアが始まります。(音声はでません)画面には、数字で進行状況が示されています。
注意
復元中は、絶対に、電源ボタンの長押しでパソコンの強制終了をしないで下さい。
18. リストアが正常に終了しますと、パソコンが自動的に再起動します。(復元が終了するのには、少なくとも数十分以上かかります)
[Windowsが起動しない場合]
HDDが破損したりWindowsが起動しなくなった時のCドライブの復元(リストア)は、スクリーンリーダーなしで行なわなければなりません。つまり音声では操作ができませんので今回は手順を省略します。
概略としては、「Windowsの起動ディスク(CD)」を作り、それを「ブータブルCDにしておきますと、そのCDからWindowsを起動して、Cドライブの復元が出来ます。
Windowsの起動CDの作成はスタートメニューの、「HD革命/Back Up Ver.7」のサブメニューの中にある「復元用起動FD・CDの作成」と「ブートイメージの取得・作成」で簡単に出来ます。