自分好みのオーディオCDを作る-04

【Windows Media Player11のメニューの基本操作】

Windows Media Player11では、メニューバーがありません。 「クラシックメニュー」にすることで「メニューバー」を表示するように出来ますが、Windows Media Player11のメニューの形式は、現在では「Office2007」、「WindowsVista」などでも使われていますし、今年の秋にも出てくると噂されている「WIN Seven」にも引き継がれるようなので、慣れておかないといけないと思いますので、今回はWindows Media Player11のメニューをそのまま使うことにします。すべてのタブメニューの内容は読まないようですが、通常の使用には大丈夫のようです。

スクリーンリーダーは「PC-TalkerXP 3」を使いますが、「XP-Reader」でも次の設定をすればタブメニューを読みます。
C:\Program Files\XPRD\APPDATA\APPDATA.INI
のパスにある「APPDATA.INI」を開いて、下から2行目に次の1行を追加します。
(msaa-test=1の上の行です)。
C:\Program Files\Windows Media Player\wmplayer.exe =1
「APPDATA.INIを閉じてから、パソコンを1度再起動します。
これで、XP-Readerでも、タブメニューを読むようになります。

《基本操作》

1.従来のメニューバーと同じ項目を出すのには次のようにします。
(1) Windows Media Player11をスタートメニューの「プログラム」、または「す べてのプログラム」のサブメニューの中の「Windows Media Player」を選択し て[Enter]キーを押して起動します。

(2) [Alt]キーを押しますと、「ファイル(F)」とスクリーンリーダーが言います。 従来のメニューバーの項目はこの下のプルダウンメニューにあります。

(3) [下カーソル]キーを押してプルダウンメニューをだします。

(4) [上下カーソル]キーで項目が選択出来ます。 次のような項目があります。 「表示(V)」、「再生(P)」、「ツール(T)」、「ヘルプ(H)」、「クラシックメニ ューの表示(S)] (これが従来のメニューバーにある項目です)。

(5) 各項目のメニューを開くのには[Enter]キーまたは[右カーソル]キーを使い ます。

(6)表示されたメニューのコマンドメニューを選択するのには[上下カーソル]キ ーを使います。 [左右カーソル]キーではありません。

(7) コマンドを実行するのには[Enter]キーを押します。
2.タブメニューの開き方は次の様にします。
(1) Windows Media Player11を起動して[Tab]キーを押すと「タブメニュー」が でます。 [Alt]キーを押して「ファイル(F)」を出した後では、[Tab]キーを押してもタブ メニューは出ませんので[ESC]キーを押して下さい。 また、Windows Media Player11では、スタートメニューから起動した時と、オーディオCDで音楽を聴くときとか、マイコンピュータでファイルを選択して音楽を聴くときなど、起動した条件で、最初に選択されているタブメニューが違います。
スタートメニューから起動した場合は、[Tab]キーを押してゆくと次のようなタブメニュー項目が出ます。
「Windows Media」、「ウィンドウの最小化」、「ウィンドウの最大化」、「ウィンドウを閉じる」、「プレイビュー」、「ライブラリ」、「取り込み」、「書き込み」、「同期」、「ミュージックストア」

(2) それぞれの項目は「プッシュボタン」になっていますので開くのには[Enter]キーを押します。

(3) 開いたウィンドウは[上下カーソル]キーで項目を選択出来ます。

(4) [Tab]キーを押してゆくと、タブメニューを一巡して元のメニューに戻ります。
[Shift+Tab]キーを押して行くと逆回りにタブメニューを選択します。


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