VHDの作成
■続けて仮想ドライブ(VHD)を作成します。
ディスクの管理を閉じてしまった方は、[Windows+X]キーを押して、メニューを出して、[上下カーソル]キーで、「ディスクの管理」を選択して、[Enter]キーを押して開いてください。
1.[上下カーソル]キーで「ディスクの管理」のリストから、「(F:) レイアウト: シンプル 種類: ベーシック ファイル システム: NTFS 状態: 正常 (プライマリ パーティション) 容量: 119.53 GB 空き領域: 119.44 GB 空き領域の割合 : 100 % 」を選択します。
2.[Alt]キーを押して、メニューバーで[右カーソル]キーを押して、「操作」を選択します。
3.[下カーソル]キーで、「VHD の作成」を選択して、[Enter]キーを押します。
4.「場所(L):」とガイドがあります。
5.[Tab]キーを押して、「参照」を選択して、[Enter]キーを押します。
6.「ファイル名のエディット」とガイドがありますので、[Shift+Tab]キーを押して「仮想ディスク ファイルの参照 ドキュメント 」を選択して、[上下カーソル]キーで、「USB ドライブ (F:)」を選択します。
7.[Tab]キーを押して「ファイル名: 」を選択します。
8.任意のファイル名を入力します。
私は「masanaVHD」と入力しました。
9.[Tab]キーで、「保存(&S)」を選択して、[Enter]キーを押します。
10.「参照(&B)... 」とガイドがあります。
[Shift+Tab]キーを押して、「場所(L): F:\masanaVHD.vhd」になっていることを確認します。
11.[Tab]キーを押して、「仮想ハード ディスクのサイズ(S):」を選択します。
12.このUSBのサイズは119.53GBですので、ここは、 119 と入力します。
13[Tab]キーを一度押して、「記憶域の単位 MB」とガイドがあり、容量の単位が MB になっていますので、[上下カーソル]キーで GB に変更します。
14.[Tab]キーを押して「仮想ハード ディスク ファイルは、その仮想ハード ディスクの作成時に最大サイズまで割り当てられます」を選択して、[上下カーソル]キーで、「容量固定(&F)」を選択します。
15.[Tab]キーを押して、「OK」に行き、[Enter]キーを押します。
16.「VHD」が作成されています。
時間がかなり掛かります、1時間以上ですので気長に待ちましょう。
画面の下には経過を表すスライドバーが出ていますが、音声ガイドは出ません。
17.ディスクのリストビューに「ディスク 2 種類: 不明 容量: 119.00 GB 未割り当て領域: 119.00 GB 状態: 初期化されていません デバイスの種類: ファイルに格納された仮想 パーティション スタイル: 該当なし 」が、出来ていればVHDの作成に成功しました。
もし出なければ、[Alt]キーを押して、[右カーソル]キーでメニューの「表示」を選択して、[下カーソル]キーで「上部」を選択して、[Enter]キーをおして、「ディスクの一覧」を選択して、[Enter]キーを押すと、出てきます。
18.このディスクを初期化します。
「ディスク 2 種類: 不明 容量: 119.00 GB」を選択して、[Application]キーを押します。
19.コンテキストメニューが出ますので、[上下カーソル]キーで、「ディスクの初期化」を選択して、[Enter]キーを押します。
20.[Tab]キーを押して次の項目を選択します。
GPT (GUID パーティション テーブル)(&G)
[上カーソル]キーを押して次を選択します。
MBR (マスター ブート レコード)(&M)
21.[Tab]キーを押して、「OK」を選択して、[Enter]キーを押します。
22.ディスク2が次の様に変わります。
「ディスクの管理 ディスク 2 種類: 不明 容量: 119.00 GB 未割り当て領域: 119.00 GB 状態: 初期化されていません デバイスの種類: ファイルに格納された仮想 パーティション スタイル: 該当なし」
23.この「ディスク 2」の未割当領域を、[右カーソル]キーを押して選択します。
音声ガイドはありません(無音です)。
24.[Application]キーを押します。
25.コンテキストメニューが開きますので、[上下カーソル]キーで、「新しいシンプル ボリューム I ウィンドウ」を選択して、[Enter]キーを押します。
「このウィザードでディスク上にシンプル ボリュームを作成できます。 シンプル ボリュームは、単一のディスク上にのみ可能です。
続行するには [次へ] をクリックしてください。 新しいシンプル ボリューム ウィザードの開始」
26.[Tab]キーを押して、「次へ」を選択して、[Enter]キーを押します。
27.「シンプルウィザード」が開きますので[Tab]キーを押して、「シンプル ボリューム サイズ (MB)(S): 121853」
このままで良いので、[Tab]キーを押して、「次へ」を選択して、[Enter]キーを押します。
28.「新しいシンプル ボリューム ウィザード 次のドライブ文字を割り当てる(&A):」
[Tab]キーを一度押してコンポボックスを開き、[上下カーソル]キーで D を選択します。PC-Talker10のBとDの音声がまぎらわしいので注意してください。
29.「新しいシンプル ボリューム ウィザード このボリュームを次の設定でフォーマットする(&O):」
[Tab]キーを一度押して「ファイル システム(F): NTFS 」を選択します。
30.[Tab]キーを一度押して「アロケーション ユニット サイズ(A): 既定値 」。
31.「ボリューム ラベル(V): 」ボリュームは、判りやすいように「VHD」と入力しました。
32.「クイック フォーマットする(&P)」 チェック
33.[Tab]キーを押して行き「次へ」を選択して[Enter]キーを押します。
34.「ウィザードを閉じるには、[完了] をクリックしてください。 ボリュームの種類: シンプル ボリューム 」
[Tab]キーを押して、「完了」を選択して、[Enter]キーを押します。
ディスク2が次の様になれば成功です。
「ディスク 2 種類: ベーシック 容量: 119.00 GB 未割り当て領域: 2 MB 状態: オンライン デバイスの種類: ファイルに格納された仮想 パーティション スタイル: MBR 」
35.[Windows+E]キーを押してエクスプローラーを開きます。
リストビューにVHD (D:) 種類 ローカル ディスク 合計サイズ 118 GB 空き領域 118 GB チェックが表示されています。
これで、無事にVHDが作成されましたが、残念ですが、このままですと、パソコンをシャットダウンして、パソコンを再起動しますと、DドライブのVHDはPCに表示されなくなります。
USBメモリの中にある、「masanaVHD.vhd」ファイルを選択して、[Enter]キーを押せば、DドライブのVHDは出てきます。
しかしパソコンの起動時にこの操作をしなければならないのは面倒ですし、起動時に動作するソフトなどをインストールすると、エラーになります。
そこで、パソコン起動時に、自動的にVHDを有効にするために、「マウント」と言うことを行ないます。
次回に、このマウントの方法を書きます。