バッテリー駆動時のシステム構成

■STK2mv64CCをモバイルバッテリーで使用するときの機器構成です。

今までの記述で、やっとモバイルバッテリーでSTK2mv64CCが使える状態になりました。
これで、ノートパソコンと同様に、自宅以外でも携帯して仕様出来るようになります。

その時の機器構成を、改めてまとめておきます。
・本体:Intel STK2mv64CC。
・モバイルバッテリーAnker PowerCore II 10000 (10000mAh PowerIQ 2.0 フル充電で、6時間は十分連続動作します。
・スピーカー:アマゾンオリジナルBluetoothスピーカー(生産終了品)。
小型軽量で、音声の遅延の少ないBluetoothスピーカーを探さないとなりませんね。
・キーボード:E-win折りたたみBluetoothキーボード。
新製品で、新しく購入しました。
かなり使い易いですし、軽量です。
・ディスプレーのダミー:CompuLab Display Emulator。

■STK2mv64CCの起動方法。

1.Bluetoothスピーカーの電源をONにします。
このスピーカーは、電源のONとOFFの時に効果音が鳴ります。
ONの時は、長めに、OFFの時は短めです。

2.STK2mv64CCに、モバイルバッテリーのAnker PowerCore II 10000 (10000mAh PowerIQ 2.0 の電源ケーブルを接続します。
この時点で、STK2mv64CCの電源が入ります。
STK2mv64CCの電源ボタンを押す必要はありません。
しばらくすると、Bluetoothスピーカーから、電源がONになった効果音が出ます。
「PC-Talker10が組み込まれました」とガイドが流れるまでに、30秒ほどかかります。

3.「EwiN折りたたみキーボード」の折りたたみを開いて、キーボードの電源をオンにします。
このキーボードは、折りたたみを開くと電源が自動的にONになり、折りたたむと電源が自動的にOFFになります。
既に、Bluetoothのペアリングは済んでいますので、すぐに使えます。
このキーボードは新しく購入したものです。
厚さ6mmで2つ折りです。
表面はレザーのコーティイングがしてあり、金属的な肌触りがありません。
キーも大きく、打ち心地もかなり良いです。

これで、STK2mv64CCが携帯用PCとして使えるようになりました。

■使い心地
・Bluetoothスピーカーと、Bluetoothキーボードでは、音声の遅延が多少出ます。
例えば、文字入力の場合、最初の一文字が時々音飛びします。
これがどうしても気になる方は、USBのオーディオ変換コネクタを使って、3.5ステレオケーブルで、スピーカーを接続すれば、完全に音飛びは解消します。
でも、このSTK2mv64CCには、USB Aタイプのポートが一つしか有りません。
USBハブの必要が出てきますね。

やはり、このSTK2mv64CCのコストパホーマンスは悪いですね。
これならば、I3の「インテル Compute Stick BOXSTK2M3W64CC」の方が良いかも知れません。
初めに書いたVANGOODも少し動作がゆっくりですが、かなりコストパホーマンスはよいですね。
メールやネット検索だけをするのであれば、VANGOODで十分だと思います。

以上でStickPCのレポートを終わりたいと思います。


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