はじめに

10年ぐらい前にはやった、UMPC(ウルトラ モバイル パソコン)が、Windowsタブレットなどの低価格なデバイスに押されて、消えてから久しぶりに、中国のメーカーから復活しました。

この、GPD-Pocketは、中国・深センのデバイス製造メーカーGPDが、クラウドファンティングに企画を発表してから、あっと言う間に4億円近い投資金額を集めて、生産されたUMPCです。
日本からの投資も多かったようで、初期ロットから日本語Windows10が使用出来る仕様になっていたようです。
日本のクラウドファンティングの「マクアケ」も資金を募集したようですが、製品の到着の遅れなどがあって、少しゴタゴタしたようです。

本当は、UMPCみたいな、小型精密機器の製造は日本が得意なはずなのですがね。

2017年7月に製品が届き始めてから、以前のUMPCの愛好者のマニアが高い評価をしたために、人気が沸騰しています。

私は、持ち歩くバックパックの中身を軽くしたいので、Windows10が動くタブレットやパソコンの重さが軽いのを、探し続けているのですが、このGPD-Pocketは重量が480gしかなく、しかもタブレットでは無くて、キーボードが付いているちゃんとしたノートパソコンです。
どうしても手に入れたくて、9月ロットで、初期ロットのバグも無くなったようなので、まだ値段が高かったのですが、Amazonで買ってしまいました。
63,900円でした。
専用キャリアケースとディスプレーの保護シートが、おまけで付いていました。
でも、このUMPCの価格は、そのうち5万円台に安定しそうですね。

ディスプレーは7インチと小さいので、当然表示される文字は小さいのですが、スクリーンリーダーで使う分には何の支障もありません。
但し、このディスプレーは、5点マルチタッチですので、PC-Talker10のディスプレー上での6点入力は出来ません。
6点入力をディスプレー上でするのには、10点マルチタッチのディスプレーが必要です。
キーボードは、英語配列で、少しキー配列に癖がありますが、かなり打ちやすいキーです。
このキーボードについては後で書きます。

以下に、簡単なスペックを書いておきます。

・OS Windows 10 Home 64bit またはLinux(自分でインストールする)
・プロセッサー Intel Atom x7-Z8750 4コア/4スレッド 1.6GHz〜2.6GHz
・ストレージ 128GB eMMC 5.1
・メモリ 8GB LPDDR3-1600
・ディスプレイ 7インチ 1,920 x 1,200ピクセル(323.45ppi) 5点マルチタッチ対応
・グラフィックチップ Intel HD Graphics 405
・光学ドライブ 無し
・バッテリー駆動時間 7,000mAh 12時間の連続駆動が可能
・接続端子 USB 3.0x1、USB 3.0 Type-Cx1、microHDMIx1、オーディオ端子x1
・サイズ 横180 x 縦106 x 厚み18.5mm
・本体重量 480g

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