USBフラッシュメモリのVHD化 準備

Windows10タブレットやこのGPD-Pocketなどのようなパソコンでは、搭載されている「SSDストレージ」の容量が小さな機種が、多くあります。
64GBのSSDストレージを搭載したモデルでは、かなり低額で販売されている物もあります。
しかし、このストレージの容量では、沢山のソフトのインストールが、容量不足で出来なかったりします。
そこで、ストレージの容量を増やすために、USBフラッシュメモリやSDカードを、仮想ドライブVHDとして、設定をしますと、それらにはソフトなどがインストール出来ます。
また、ドキュメントフォルダーやミュージックフォルダーなどの移動も出来ます。
このGPD-Pocketには残念ですがSDカードスロットが付いて居ませんが、多くのWindows10タブレットなどには必ずマイクロSDカードスロットが付いて居ます。
マイクロSDXCカードも現在では256GBの物も発売されていて、15000円ぐらいで購入出来ます。

このGPD-PocketにはSDカードスロットが付いて居ませんので、USBフラッシュメモリをVHDにすることにします。
使うのは「Samsung USBメモリ 128GB USB3.0 超小型タイプ MUF-128BB/EC」です。
これはパソコンのUSBコネクタに差したときに8mmぐらいしか出っ張らず、差したままでGPD-Pocketを持ち運びが出来ます。

このUSBフラッシュメモリの仮想ドライブ(VHD)化はWindows10の標準機能で出来ます。
少し高度な設定ですが、一度設定をしてしまえば、SDカードやUSBメモリがストレージとして使用出来るようになります。
最近の安価なWindows10タブレットやノートパソコンでは、このVHD化は必須の設定になると思われます。

■USBメモリをフォーマットしなおします

1.購入したUSBメモリを、GPD-PocketのUSBコネクタ(Aタイプ)に差します。

2.[Windows+E]キーを押してPCを開きます。

3.[上下カーソル]キーで、Dドライブの「USBメモリ」を選択します。

4.[Application]キーを押してコンテキストメニューを開きます。

5.[上下カーソル]キーで、「フォーマット」を選択して、[Enter]キーを押します。
フォーマットの画面が開きます。

6.[Tab]キーで、「ファイル システム(F)」の項目を選択して、[上下カーソル]キーで「NTFS」を選択します。
これは、必ず「NTFS」にしてください。

7.後の項目は次の通りで結構です。
[Tab]キーで項目の移動が出来ます。
・アロケーション ユニット サイズ(A) 4096 バイト
・ボリューム ラベル(L)
・クイック フォーマット(&Q) チェック。
8.[Tab]キーを押して、「開始(&S)」を選択して、[Enter]キーを押します。

9.「フォーマット - USB ドライブ (D:)のメッセージ 警告: フォーマットするとこのディスクのすべてのデータが消去されます。
ディスクをフォーマットするには [OK] を、終了する場合は [キャンセル] をクリックしてください。 エンターは OK エスケープは キャンセル」とメッセージが出ますので、[Enter]キーを押しますとフォーマットがはじまります。

10.短い時間でフォーマットは完了します。
「フォーマット中 - USB ドライブ (D:)のメッセージ フォーマットが完了しました。 エンターは OK」
[Enter]キーをおします。

11.USBのNTFSでのフォーマットが完了しました。[Tab]キーを押して行き「閉じる」を選択して、[Enter]キーを押します。

■ドライブレター(ドライブ名)の変更をします
作成するVHDをDドライブにしたいので、USBのドライブをFドライブに変更します。

1.[Windows+X]キーを押して、「クイックアクセスメニュー」を開きます。
PC-Talker10はただ単に、「メニュー」とガイドします。

2.[上下カーソル]キーで、「ディスクの管理」を選択して[Enter]キーを押します。

3.ディスクのリストがでます。

4.[上下カーソル]キーで、「(D:) レイアウト: シンプル 種類: ベーシック ファイル システム: NTFS 状態: 正常 (プライマリ パーティション) 容量: 119.53 GB 空き領域: 119.44 GB 空き領域の割合 : 100%」を選択します。

5.[Application]キーを押してコンテキストメニューを開きます。

6.[上下カーソル]キーで、「ドライブ文字とパスの変更」を選択して、[Enter]キーを押します。
「D: () のドライブ文字とパスの変更 D: 」とガイドがあります

7.[Tab]キーを押して、「変更(&C)」を選択して、[Enter]キーを押します。
D: () の新しいドライブ文字またはパスを入力します。 次のドライブ文字を割り当てる(&A):」とガイドがあります。

8.[上下カーソル]キーで、「F」を選択して、[Tab]キーを押して、「OK」を選択して、[Enter]キーを押します。
変更するドライブ名は、「F」でなくても良いので、自分の好きなドライブ名を指定してください。

9.「ディスクの管理のメッセージ ドライブ文字に依存する一部のプログラムが正しく動作しなくなる場合があります。続行しますか? エンターは はい Nは いいえ」とガイドされますが、[Enter]キーを押します。

ディスクのドライブ文字が「 (F:) レイアウト: シンプル 種類: ベーシック ファイル システム: NTFS 状態: 正常 (プライマリ パーティション) 容量: 119.53 GB 空き領域: 119.44 GB 空き領域の割合 : 100 % 」に変更されたことを確認します。

今回はUSBフラッシュメモリを使いましたが、SDカードでも同じ事をします。


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