フォルダーの作成

【「ドキュメント」フォルダーにフォルダーを作る】

Windows7では、自分で作成した文書などのファイルはほとんどの場合、「ドキュメント」フォルダーに保存されるように初期設定がなされているようです。
ですが、何でもかんでもこの「ドキュメント」に保存してしまいますと、保存されたファイルがどんどんと増えて行き、せっかく保存したファイルを探し出すのに、大変な苦労をすることになります。
そこで、この「ドキュメント」フォルダーにサブフォルダーを作ってファイルを整理しておきます。

●「ドキュメント」フォルダーにサブフォルダーを作る

この「ドキュメント」は「Dゼミ講座18」でも書きましたように、ライブラリーのフォルダーです。
本来のファイルの保存先は、以下のパスの所です。
"C:\Users\xxx名\マイ ドキュメント"
(xxx名はユーザー名です。)
ですが、エクスプローラーでここをいちいち開くのは、手間がかかります。
前にも書きましたが、ライブラリーの「ドキュメント」フォルダーは、エクスプローラーと同じに、フォルダを作ったりファイルの削除やコピー、移動などが出来ます。
「ドキュメント」にフォルダーを作ると実際には
"C:\Users\xxx名\マイ ドキュメント"
にフォルダーが作成されます。

1.[Windows]キーを押してスタートメニューを出します。

2.[右カーソル]キーを一度押してスタートメニューの右側の列に移動します。

3.[下カーソル]キーを押して行き「ドキュメント」を選択して[Enter]キーを押します。
ライブラリーの「ドキュメント」フォルダーが開きます。

4.[Alt]キーを押してメニューバーを表示します。
PC-Talker7は「ファイル (Alt + F) トップメニュー」とガイドします。

5.[上下カーソル]キーで「新規作成 X メニュー」を選択します。

6.項目名を読み上げた後に「メニュー」とガイドがありますので、ここにはサブメニューがあります。
[右カーソル]キーを押してサブメニューを開きます。

7.[上下カーソル]キーで「フォルダー F」を選択して[Enter]キーを押します。

8.「ライブラリー\ドキュメント エディット」とガイドがあります。

9.この状態で、自分で考えておいたフォルダー名をキーボードから入力します。
例えば「oboegaki」と入力します。

10.入力が終わったら[上カーソル]キーを押しますと、入力したフォルダー名を読み上げますので確認が出来ます。

11.確認が出来たら、[Enter]キーを押して確定します。
「ドキュメント」フォルダーの中に「oboegaki」と言うフォルダーが作成されます。
フォルダー名は半角の英数文字でつけますと、エクスプローラーのジャンプ機能が使えて便利です。

●フォルダ名の変更

フォルダーの名前を入力する前に[Enter]キーを押して確定してしまいますと「新しいフォルダー」と言う名前のフォルダーが出来てしまいます。
この「新しいフォルダー」や新しく入力したフォルダーの名前を変更したい場合は次のようにします。

1.「ドキュメント」を開いて[上下カーソル]キーで「新しいフォルダー」を選択します。

2.[Application]キーを押してコンテキストメニューを出します。

3.[上下カーソル]キーで「名前の変更 M」を選択して[Enter]キーを押します。

4.エディットボックスが開いて「新しいフォルダー」の文字列が既に入力されています。

5.すぐにキーボードから文字を入力しますと、上書きされます。
(既に入力されていた「新しいフォルダー」は消えます)

6.[上カーソル]キーを押し、入力文字を確認して、正しければ[Enter]キーを押して確定します。

既に入力されていたフォルダー名の一部を変更したい場合は、手順3で[右カーソル]キーを押しますと、エディットボックスの文字列の最後にカーソルが出て、編集モードになります。
[左右カーソル]キーでカーソルを移動して文字列を編集します。

フォルダーの名前の変更は原則として、どのフォルダーでも出来ますが、リンクされているフォルダーですと使えなくなる恐れがありますので、フォルダー名の変更は、自分で作ったフォルダーだけにしておいた方が良いと思います。

●フォルダーを削除する

初めのうちは、フォルダーの作成時に「新しいフォルダー」と言う名前のフォルダーが沢山出来てしまったりします。
その時は、次のようにして削除します。

1.「ドキュメント」フォルダーを開いて[上下カーソル]キーで「新しいフォルダー」を選択します。

2.[Del]キーを押します。
次のような警告メッセージが出ます。
「フォルダーの削除のメッセージ このフォルダーをごみ箱に移動しますか? 新しいフォルダー 作成日時: 2012/ 06/ 08 12:19 エンターは はい Nは いいえ」

3.[Enter]キーを押しますと「ごみ箱」に移動して「ドキュメント」から削除されます。

[Shift+Del]キーを押しますと次のような警告メッセージが出て、ごみ箱に残さずに削除します。
「フォルダーの削除のメッセージ このフォルダーを完全に削除しますか? 新しいフォルダー 作成日時: 2012/ 06/ 08 12:19 エンターは はい Nは いいえ」
[Enter]キーを押しますと、ごみ箱に残さないで削除されます。
ごみ箱からの復元は出来ませんので、間違ったフォルダーを削除しないように十分に気お付けて下さい。
初めのうちは、一度「ごみ箱」に入れてから、ごみ箱の中から削除することをお勧めします。


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