Windows7では、自分で作成した文書などのファイルはほとんどの場合、「ドキュメント」フォルダーに保存されるように初期設定がなされているようです。
ですが、何でもかんでもこの「ドキュメント」に保存してしまいますと、保存されたファイルがどんどんと増えて行き、せっかく保存したファイルを探し出すのに、大変な苦労をすることになります。
そこで、この「ドキュメント」フォルダーにサブフォルダーを作ってファイルを整理しておきます。
この「ドキュメント」は「Dゼミ講座18」でも書きましたように、ライブラリーのフォルダーです。
本来のファイルの保存先は、以下のパスの所です。
"C:\Users\xxx名\マイ ドキュメント"
(xxx名はユーザー名です。)
ですが、エクスプローラーでここをいちいち開くのは、手間がかかります。
前にも書きましたが、ライブラリーの「ドキュメント」フォルダーは、エクスプローラーと同じに、フォルダを作ったりファイルの削除やコピー、移動などが出来ます。
「ドキュメント」にフォルダーを作ると実際には
"C:\Users\xxx名\マイ ドキュメント"
にフォルダーが作成されます。
フォルダーの名前を入力する前に[Enter]キーを押して確定してしまいますと「新しいフォルダー」と言う名前のフォルダーが出来てしまいます。
この「新しいフォルダー」や新しく入力したフォルダーの名前を変更したい場合は次のようにします。
既に入力されていたフォルダー名の一部を変更したい場合は、手順3で[右カーソル]キーを押しますと、エディットボックスの文字列の最後にカーソルが出て、編集モードになります。
[左右カーソル]キーでカーソルを移動して文字列を編集します。
フォルダーの名前の変更は原則として、どのフォルダーでも出来ますが、リンクされているフォルダーですと使えなくなる恐れがありますので、フォルダー名の変更は、自分で作ったフォルダーだけにしておいた方が良いと思います。
初めのうちは、フォルダーの作成時に「新しいフォルダー」と言う名前のフォルダーが沢山出来てしまったりします。
その時は、次のようにして削除します。
[Shift+Del]キーを押しますと次のような警告メッセージが出て、ごみ箱に残さずに削除します。
「フォルダーの削除のメッセージ このフォルダーを完全に削除しますか? 新しいフォルダー 作成日時: 2012/ 06/ 08 12:19 エンターは はい Nは いいえ」
[Enter]キーを押しますと、ごみ箱に残さないで削除されます。
ごみ箱からの復元は出来ませんので、間違ったフォルダーを削除しないように十分に気お付けて下さい。
初めのうちは、一度「ごみ箱」に入れてから、ごみ箱の中から削除することをお勧めします。