Windows7の検索機能

【Windows7の検索機能】

Windows7の検索機能は、従来のWindowsXPより大幅に機能が向上しています。
色々と複雑な検索が出来るようですが、ここでは二つの検索の方法を書いておきます。
これだけで、かなり便利に使えます。

●スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」を使う

[Windows]キーを押してスタートメニューを出すと、PC-Talker7は、初めに「プログラムとファイルの検索 エディット」と音声ガイドします。
ここにキーワードを入力しますと、スタートメニューにあるアプリケーションソフトの起動ショートカットを簡単に探すことが出来ます。
なお、キーワードは、日本語でも大丈夫ですし、ショートカット名の一部でもヒットします。

マウスはおろか、もしかしたら[カーソル]キーにも手を持って行かず!!
[Enter]キーは右手の小指で!
[半角/全角]キーは左手の小指で!
これぞ、まさしく究極の省エネ操作です!!

いくつかキーワードの具体例を書いておきます。

・「MMMail2」を検索して起動します。
[Windows]キーを押して「プログラムとファイルの検索」を出します。
そのままの状態で、キーボードから「MMMail2」のスペルを[m][m]…と入力して行きます。「MMMail2」が検索結果の一番目に検索されますと、PC-Talker7は「MMMail2」とガイドします。
ガイドが聞えた時点で[Enter]キーを押しますと「MMMail2」が起動します。
Windows7はインデックスを自動的に作って検索を速くしていますので、[m]キーを一度入力しただけで「MMMail2」と検索結果をガイドするかも知れません。
ガイドされない場合は、「MMMail2」とガイドされるまでスペルを入力して行きます。

・「MyEdit」を検索して起動します。
[Windows]キーを押して「プログラムとファイルの検索」を出します。
キーボードから[m][y][e]…とスペルを入力して行きます。
「Myedit」が一番目に検索されますとPC-Talker7が「Myedit」とガイドします。
ガイドされた時点で[Enter]キーを押しますと「MyEdit」が起動します。

・「Microsoft Excel 2010」を検索して起動する。
[Windows]キーを押して「プログラムとファイルの検索」を出します。
キーボードから「Excel」のスペルを[e][x][c]と入力して行きます。
一番目に検索されますと、「Microsoft Excel 2010」とガイドがあります。
[Enter]キーを押しますと「Microsoft Excel 2010」が起動します。

・「Microsoft Word 2010」のキーワードは[w][o][r]です。

・「Netreader」のキーワードは[N][e][t][r]です。

・「e.Typist v.13.0」のキーワードは[t][y][p]です。

・「ドキュメント」のショートカットを検索して開く。
日本語での検索も出来ます。
[Windows]キーを押して「プログラムとファイルの検索」を出します。
[半角/全角]キーを押して「日本語変換」にします。
キーボードから「どきゅ」と入力します。
文字を確定しますと「ドキュメント」とガイドがありますので[Enter]キーを押します。
「ドキュメント」フォルダーが開きます。

・「ミュージック」フォルダーを開くのは「みゅ」と入力します。

このように自分のよく使うソフトのショートカットを検索するキーワードを探しておくと大変便利です。

●「ドキュメント」フォルダーの中のサブフォルダーやファイルの検索

この方法はレギュラーでは無いかも知れないのですが、簡単に検索が出来ますので、やってしまいましょう。

「ドキュメント」フォルダーの中のサブフォルダーやファイルを検索します。
まず、フォルダー名やファイル名が半角の英数文字の場合です。
フォルダー名やファイル名のスペルの頭文字から3文字ぐらいは覚えておいて下さい。

「ドキュメント」フォルダーを開きます。
・この前作った「oboegaki」フォルダーを検索して開きます。
ドキュメントホルダが開きましたら、キーボードから[o][b][o]とスペルの頭文字から3文字ぐらいを、素早く入力します。
必ず素早くです!
PC-Talker7が
oboegaki 更新日時 2012/ 06/ 08 11:59 種類 ファイル フォルダー サイズ
とガイドしますので[Enter]キーを押しますと、「oboegaki]フォルダーが開きます。

この検索の「コツ」は、頭文字から2文字か3文字ぐらいをキーボードから、素早く入力することです。
遅く入力すると、後から入力した文字で再検索をしてしまいます。
入力した文字に合致するフォルダーやファイルが無い場合は、「ポン」と音がします。

・日本語名のフォルダーやファイルを検索して開く。
日本語名のフォルダーやファイルも検索できます。
私のドキュメントフォルダーに「日常生活用具の申請の手続き.txt」というファイルがあります。
これを検索して開いてみます。
「ドキュメント」フォルダーを開きます。
[半角/全角]キーを押して「日本語変換」にします
ファイル名の最初の2文字ぐらいを、キーボードから入力します。
「日常」と入力して[Enter]キーを押して文字を確定します。
文字を入力するときに、一文字入力をするたびにPC-Talker7は現在選択されているフォルダー名を、いちいち読み上げてうるさいのですが、かまわず入力を続けます。
半角英数字の場合は、ジャンプしたフォルダー名やファイル名を読み上げましたが、日本語の場合は、読み上げないようです。 PC-Talker7の問題だと思います。

目的のファイルが選択されているかどうか不安である場合は、[上下カーソル]キーで確認をして下さい。
同じようなファイル名が沢山あるときも同様に確認します。
「日常生活用具の申請の手続き.txt」が選択されていましたら[Enter]キーを押しますと、「MyEdit」が起動して「日常生活用具の申請の手続き.txt」が開きます。

Windows7の検索機能は強力ですので、色々と工夫をして使ってみて下さい。


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