カーソルの動かし方

【カーソルの動かし方】

パソコンを使っていますと、「文字」を入力する場面が大変多くありますね。
その画面では、「ここに文字が入力出来ますよ」と文字入力が出来る位置を示すものとして「カーソル」が表示されています。
具体的には、1文字の高さの縦の棒状の物が点滅しています。
この「カーソル」の形を「アイビーム」と言います。
Excelなどでは、この形が変わる場合があります。
この「カーソル」を自由に動かすことによって、文字を入力する場所を変える事が出来たり、文章を、読む所を選択することが出来ます。
このメールの文章で練習をするのには、まず、連続読みを[Esc]キーを押して止めます。

●[カーソル]キーの動作。

1.[右カーソル]キー:カーソルを1文字右へ移動します。カーソルが「行末」にある場合は次の行の「行頭」に行きます。

2.[左カーソル]キー:カーソルを1文字左へ移動します。カーソルが「行頭」にある場合は、前の行の「行末」に移動します。
PC-Talker7は1と2の場合は、カーソルが、移動した文字を読み上げます。

3.[上カーソル]キー:カーソルを1行上に移動します。
カーソルが行の途中にある場合は、上の行でもその位置になります。

4.[下カーソル]キー:カーソルを1行下の行に移動します。
カーソルが行の途中にある場合は、下の行でもその位置になります。
PC-Talker7は3と4の場合は移動した行のカーソルから行末までを読みます。
ですから、[上下カーソル]キーで「一行読み」をするためには、カーソルを行頭に置いておく必要があります。

5.[Home]キー:カーソルを「行頭」に移動します。
PC-Talker7は「行頭」と音声ガイドした後に、カーソル位置の文字を読み上げます。

6.[End]キー:カーソルを「行末」に移動します。
PC-Talker7は「行末」と音声ガイドした後に、カーソル位置の文字を読み上げます。
ノートパソコンで、[Home]キーや[End]キーが独立で無い場合には、大体、次のキーで代用が出来ます。
[Home]キー:[FN+左カーソル]キー。
[End]キー:[FN+右カーソル]キー。
([FN+右カーソル]キーのプラスの記号は2つのキーを同時に押すと言う意味です)

7.[Ctrl+Home]キー:カーソルを文頭に移動します。
([Ctrl]キーを押しながら[Home]キーを押します)
PC-Talker7は、MMMail2では「最上段」と、「MyEdit」では「トップポジション1の1」と音声ガイドします。
ノートパソコンで[Home]キーが独立で無いパソコンでは、[Ctrl]キーと[FN]キーを同時に押しながら[左カーソル]キーを押します。

8.[Ctrl+End]キー:カーソルを文末に移動します。
PC-Talker7は、MMMail2では「最下段」と、「MyEdit」では「ラストポジション」と音声ガイドします。
ノートパソコンで[End]キーが独立で無いパソコンでは、[Ctrl]キーと[FN]キーを同時に押しながら[右カーソル]キーを押します。

9.[PageDown]キー:カーソルを1ページ分下に移動します。(通常の設定では20行ぐらいです。)

10.[PageUp]キー:カーソルを1ページ分上に移動します。
ノートパソコンで、[PageDown]キーや[PageUp]キーが独立で無い場合には、[FN+下カーソル]キーや[FN+上カーソル]キーで代用ができます。

11.MMEditorやMMMail2では次のキーが大変便利です。(MyEditでは使えません。)
[Ctrl+右カーソル]キー:カーソルを1単語ずつ右に移動します。(特に英文では、便利です。)
[Ctrl+左カーソル]キー:カーソルを1単語ずつ左に移動します。
(カーソルは、単語の先頭にあります。)


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