15.SSDとDVDドライブを取り付けます、ケーブル類を差します

●DVDドライブの取り付けを調整します。
はじめに、ケースの前面パネルに付いていた、DVDドライブを開閉する、イジェクトボタンを取ってしまっていたら、また、取り付けます。
前面パネルの裏側からネジ止めをします。

DVDドライブの側面には、ネジ穴が片面だけで8つ有ります。
DVDドライブの側面の前の方に4つ、後ろの方に4つ有ります。
こんなに沢山のネジ穴が有るのは、ぱそこんのケースによって、取り付け位置を調整しないと、ケースの前面に、DVDの前面ラベルが、きちんと出てこない場合があるからです。
このケースではどのネジ穴で止めたら良いカワ分かりませんので、とりあえず5.2インチベイに1つのネジで、DVDドライブを止めてみます。
ケースの前面と背面に渡っていたフレームに、5.2インチベイを仮に止めます。
そのままの状態でフレームを背面パネルの上と前面パネルの上に乗せてみます。
DVDドライブがケースの前面パネルに、ぶつかってしまったり、離れ過ぎてしまったりした場合は、ネジ止めの位置を変えます。
こうして、DVDドライブの位置を調整します。
今回は、DVDドライブの前面ラベルが、ケースの前面パネルの裏側に、数ミリの隙間がある状態に調整します。
位置が決まりましたら、側面の前後のビス穴を片側2本づつ、4本のネジで両側面を止めます。

ケースに付いている、DVDドライブのイジェクトボタンを押して、プチッという感触があるようにします。
ボタンががたがたしていたり、堅くて押せない場合は、フレームに取り付けて有る、5.2インチベイの、横長のネジ穴で、前後を微調整します。

きちんと位置がセット出来ましたら、まだケースには取り付けず、横に置いておきます。

●SSDを取り付けます。
SSDを、パッケージから出します。
中には、SSDを3.5インチベイに取り付けられる、アダプターと、SATA3 6GBのケーブルが1本と4ピン電源コネクタからSATA電源に変換するケーブルが1本入っています。

初めて触るSSDです。
2.5インチの内蔵HDDと同じ大きさです。
厚さが9.5mmの長方形の単なる板です。
片方の短い辺のところが、ザラザラしています。
SATA電源ケーブルとSATA3ケーブルを接続する、コネクタのようです。
良く触ると、平らな面に、4つのネジ穴が有ります。
ここに、ネジで2.5インチベイに止めるようです。

取り外した3.5インチベイを、良く触ってみますと、手前のHDDが付くところの上面に、4つの小さな穴がありました。
SSDをあてがってみますと、ネジ穴の位置が合いそうです。
同じような穴が背面の方のHDDが付くところにもあります。
ここにも、HDDを付けなければ、SSDを付けられるようです。

2.5インチベイの場所が分かりましたので、SSDを取り付けてみます。
3.5インチベイの手前の方に、SSDに付属していた4本のネジを使って止めます。
この時、SATAコネクタがある方を背面の方に向けます。
軽くて薄いので、付いているかどうかは、重さでは分かりませんね。
その下に、新しく買った500GBのHDDも付けてみます。
SSDとHDDの間には十分の隙間があります。

これで、ケースに、取り付けたいところですが、SSDを最初に使用する時は、「初期化」が必要なようです。

Windows7をインストールする時に、初期化が出来るかも知れないのですが、音声無しで、行なわなくてはならないので、今使っているメインのパソコンを使って、初期化をしてしまうことにします。
SSDとHDDを取り外します。

●マザーボードに電源ケーブルなどを取り付けます。
まず、一番大きな24ピン電源ケーブルを差します。
正面から見て、手前の方にクリップが来るように差します。
方向が合えば、スッと入ります。
向きが違っていたり、位置がずれていたりして、スッと入らない時には、無理に押しますと、ピンを壊してしまう恐れがありますので、コネクタ類を差すときは、はじめは力を入れて押してはいけません。
スッと半分ぐらい入ったら、クリップが、パチッと音がするまで少し力を入れて押し下げます。

SATAケーブルを差します。
今回は、SSD、HDDともSATA3接続にします。
マザーボード上のSATA3コネクタは、ケースの正面から見て、マザーボードの下の端に、正面の方を向いて、上下に2つ有ります。
色はグレーのようです。
ここに、SSDに付属していた、SATA3ケーブルと、マザーボードに付属していた、SATA3ケーブルを差します。
マザーボードには、SATA2ケーブルも付属していますので、区別が出来なかったので、「眼」を借りて見てもらいます。
コネクタのところに、小さな字で書いてあるようです。
SATAケーブルは、規格を間違えないようにします。
ケースの底面と水平な状態で手前から差します。
コネクタがマザーボードの縁より、少し出っ張るようですね。
このケースでは、正面パネルとの間に、かなりの隙間が有りますので、大丈夫ですが、ケースによってはぶつかるかも知れません。

DVDドライブに使いますので、SATA2のケーブルも1本差しておきます。
これはブルーの色をしたコネクタに、上から差します。

あとは、Qコネクタですが、また、「眼」を借りて、電源スイッチやリセットスイッチ、LED電源ランプなどのケーブルをセットしてもらいます。
ビープスピーカーは、前のを外して使います。

ケースの前面のUSBとオーディオのケーブルもコネクタに差します。
ケースファンも4ピン電源コネクタにケース付属の変換ケーブルを使って、接続しておきます。

これでSSDを初期化して取り付ければ、OSがインストール出来ます。

でも、このまま、散らかしておかないで、3.5インチベイと5.2インチベイを、ケースに乗せて、ケースの天板を取り付けておきます。
また、すぐにSSDを取り付けますので、ネジ止めはしません。

次回はSSDの「初期化」をします。


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