画面の向きを固定する
■iPad Air2の画面を縦向きに固定します。
iPad Air2は、縦に置いた状態で、垂直に立てますと、「縦向き」とガイドがあり、縦向きの画面になります。
「ホーム」ボタンを上にして、iPad Air2を垂直に立てますと、「縦向き 上下逆です」とガイドがあります。
また、iPad Air2を横向きに置いて、垂直に立てますと、「横向き ホームボタンの左側」とガイドがあり、画面の向きが横向きになります。
この状態では「ホーム」ボタンは右側にあります。
また、横向きを、左右逆にして、垂直に立てますと、「横向き ホームボタンの右側」とガイドがあります。
この場合は、「ホーム」ボタンは左側にあります。
この機能は、使い方によっては便利なのですが、画面が見えない視覚障害者には、iPad Air2を起動しながら持ち歩いた時などに、画面の向きが変わってしまっていて、いざ操作を始めようとした時などに、フリックの上下左右が違っていたりして、戸惑うことが多くあります。
横向きは、絵を描いたり、動画を見たりする場合は有効なのですが、その必要が無いので、画面を、縦向きに固定する設定をしておきます。
特にiPhonなどでは、必ずしておくと良いと思います。
1.「ホーム」を開きます。
「ホーム」ボタンを、短く1度押して、タッチパネル上を、[3本指の右フリック]をします。
ロックが解除されて「ホーム」が開きます。
2.念のために、iPad Air2を縦向きに置いて、垂直に立てて、「縦向き」の音声ガイドを確認します。
3.タッチパネルの一番上にある、「ステータスバー」を1本の指で軽くタッチして指を離します。
「ステータスバー」が選択状態になります。
4.タッチパネル上を、[3本指の上フリック]をしますと、「コントロールセンター」が開きます。
5.このコントロールセンター」の中に、「向きをロック オフ」のボタンがあるのですが、[1本指のスライド]でタッチパネル上から探し出すのは、なかなか根気がいります。
そこで次のようにします。
6.[2本指の上フリック]でコントロールセンターの画面全体を読んでみます。
「ミュージック」の項目を読んだ後に、10個ぐらいのボタンを読み上げます。
その中に、「向きをロック オフ」があります。
7.「向きをロック オフ」と読み上げたら、すぐに、[2本指のシングルタップ]をして、読み上げを止めます。
この時点では、「向きをロック オフ」は選択状態にはなっていません。
8.[1本指の左フリック]または[1本指の右フリック]をしますと、すぐに、「向きをロック オフ」が見つかります。
この時点で「向きをロック オフ」が選択されています。
9.タッチパネル上を、[1本指のダブルタップ]をします。
[1本指のダブルタップ]は、タッチパネル上のどの位置でもかまいません。
10.「オン」とガイドがあり「向きをロック オン」となります。
これで、iPad Air2を横置きで、垂直に立てても、画面の向きは変わりません。
11.「コントロールセンター」を終了するのは、「ホーム」ボタンを、短く1度押します。