Siriを使ってみる

■音声アシスタントの「Siri」を使ってみます。

AppleのiPadやiPhonには、音声アシスタントの「Siri」が標準で組み込まれています。
この音声認識アシスタントは、iPad Air2に話しかけると、すぐに答えを音声で返してくれると言う大変なすぐれものです。
たとえば、「ここはどこですか」と話しかけますと、現在地の住所番地を音声で教えてくれます。
また、ネットワークで検索したいキーワードを話しかけますと、検索結果を表示してくれます。
「○○さんに電話をかける」と話しかけますと、その人が電話帳に登録してあれば、すぐに電話がかかります。
また、今はちょうど梅雨時です。
「今日は雨が降りますか?」と尋ねますと、「今日は雨模様でしょう」と答が返ってきます。
Siriは、いろいろと大変便利に使えますが、一つだけ大きな難点があります。
それは、騒音が激しい所では、マイクで雑音も拾ってしまい、話しかけの言葉を誤認識して、正しい答えを返してくれません。

■使い方を書いておきます。

使い方はとても簡単です。

1.「ホーム」ボタンを長押ししますと「ピピン」と、甲高い音がしますので、「ホーム」ボタンを押したまま、iPad Air2に向かって話しかけます。
iPad Air2がロック状態でも使えます。

2.「ホーム」ボタンを離しますと、「ポポン」と、少し低い音がして、Siriが答えを音声で返してくれます。
Siriの音声で、VoiceOverの音声とは違います。

3.タッチパネル上には文字で、認識結果の答えが表示されていますので、[2本指の上フリック]で全体を読み上げさせたり、[1本指の左フリック]または[1本指の右フリック]などで項目を選択しながら、VoiceOverで聞き直すことができます。

4.「Siri」が起動している場合は、タッチパネル上を、[2本指のダブルタップ]をしますと、「ピピン」と音がして、続けてSiriが使えます。

5.「ホーム」ボタンを一度短く押すと、Siriが終了します。

いろいろと、Siriに話しかけてみてください。
面白い答えが返ってきます。

■Siriの設定をします。


1.「ホーム」ボタンを短く押して、「ホーム」を開きます。

2.[1本指のスライド]で「設定」を選択して、[ダブルタップ]します。

3.タッチパネルの左側を、上から[1本指のスライド]をして行き、「一般」を選択して[ダブルタップ]します。

4.タッチパネルの右側を、上から[1本指のスライド]をして行き、「Siri」を選択して、[ダブルタップ]します。

5.[1本指の右フリック]をしますと、設定項目を上から順番に選択して行きます。
・Siri オン。
ここはオフにしますと、Siriは使えません。
・hay Siri オフ。
iPad Air2を電源に接続している時は、「ヘイhay Siri」と話かけるだけで、Siriが使えます。
初めて オン にしたときは、自分の声を学習させます。
・言語 日本語。
・Siriの声 女性。
女性と男性を切り替えられます。
・音声フィールドバック 常にする。
・自分の情報 なし。
ここは、連絡先をまだ作っていないので、無しです。
次回でメールの設定をします。
そのときに連絡先を作ります。

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