文字入力2

■半角のアルファベットの入力をします。

URLやメールアドレスなどの入力には、どうしても半角のアルファベットを使わないとなりません。

1.「メモ」アプリを起動して、テキストフィールドに文字が入力出来る状態にします。

2.タッチパネルの下の方に出ている、ソフトキーボードを、「英語(日本)」に変更します。
キーボードの左下のところにある「次のキーボード 英語(日本)」を選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
もしかしたら「次のキーボード English(Japan)」とガイドするかも知れません。

3.ソフトキーボードに、アルファベットの文字が表示されます。
アルファベットの配列は、パソコンのキーボードの配列と同じです。

4.[1本指のスライド]で入力したい文字を選択して、[スプリットタップ]をします。
アルファベットの小文字がテキストフィールドに入力されます。

5.大文字を入力するのは、次のようにします。
キーボードの、左の端に、[Shift]ボタンがありますので、[1本指のスライド]で選択して、[1本指のトリプルタップ]をします。
[1本指のトリプルタップ]は、1本の指で3回タッチパネルの同じ所を、素早くタップします。 タップするところは、タッチパネルの何処でもかまいません。

6.もう一度[Shift]ボタンを触りますと、「選択中のShift キャプスロックはオンです」とガイドがあれば、大文字が入力出来ます。

7.キャプスロックを解除するのは、[1本指のスライド]で[Shift]ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
AppleのIDのパスワードは、数字とアルファベットの混在である必要があり、しかもアルファベットには大文字が含まれていないとならないので、このキャプスロックは、よく使います。

■文字を間違って入力した場合は[デリート]ボタンで削除します。


1.ソフトキーボードの右端にある[デリート]ボタンを、[1本指のスライド]で選択して、[スプリットタップ]をします。
削除した文字をガイドします。
パソコンのキーボードの[BackSpace]キーと同じ働きをします。

2.[デリート]ボタンを押さえたまま、他の指で、[スプリットタップ]を続けますと、次々と前の文字を削除して行きます。
削除した文字はガイドされます。

3.文字が入力出来たら[エンター]ボタンを、[1本指のスライド]で選択して、[スプリットタップ]をします。
入力した文字が、確定します。

■入力した文字を読み返します。


1.「ローター」のオプションで、「文字」を選択します。

2.タッチパネルの上の半分の、テキストフィールドを[1本指のダブルタップ]をして、入力ポイントを確認します。
「末尾に挿入ポイント」とガイドがあったら、もう一度、[1本指のダブルタップ]をして、「先頭に挿入ポイント」を選択します。

3.[1本指の下フリック]をして行きますと、文字列の左から、順に一文字ずつ詳細読みをして行きます。
これで「ひらがな」「カタカナ」「漢字の詳細読みが出来て、誤変換が無いかどうかも確認出来ます。

4.ローターで「単語」を選択して、[1本指の下フリック]で読みますと、1単語ずつ詳細読みをして行きます。

■文章の途中に文字を挿入する場合は、次のようにします。


1.ローターで「文字」を選択します。
2.テキストフィールドを、[1本指のダブルタップ]をして、「先頭に挿入ポイント」を選択します。

3.[1本指の下フリック]を繰り返して、新しく文字を挿入したい所の文字を選択します。

4.入力ポイントはガイドされた文字の後ろにあります。
ですから、新しく挿入される文字は、ガイドされた文字の後ろに書かれます。

5.[1本指の下フリック]で行き過ぎてしまった場合は、[1本指の上フリック]で一つ前の文字に戻ります。

文章の途中を編集するのは、パソコンの時もそうでしたが、iPadでもなかなか手間がかかります。
出来るだけ、後からの文章編集を少なくするために、文字の入力は文節で確実に行なって行く方が、結果的に、早く文章が完成します。


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