ユーザー辞書の登録

■AppleのIMEのユーザー辞書に、慣用句を登録します。

ソフトキーボードで文字を入力して分かると思うのですが、ノートパソコンのキーボードからタッチタイピングで入力するより、ずっと手間がかかって、早く文字を入力出来ません。
そこで、いくらかでも、文章の入力を楽にするために、IMEのユーザー辞書に、よく使う慣用句を、登録しておきますと、変換候補にその慣用句が表示されますので、少しは楽にメールなどの文章が書けます。

具体的に書きますと、私は、メールの一番最初に書く、「こんにちは、河津です。」と言う文字列を、「こ」と言う読みで登録してあります。
これで、「こ」とソフトキーボードから入力すると、変換候補に「こんにちは、河津です。」と出てきますので、選択して[スプリットタップ]をしますと、メールの本文に入力されます。

このように、自分でよく使う慣用句を、短い読みで登録しておくと、メールなどを書くのが楽になります。

■ユーザー辞書への登録方法です。


1.「ホーム」の「設定」を選択して、[1本指のダブルタップ]をして開きます。

2.タッチパネルの左側を、上から[1本指のスライド]をして「一般」を選択して、[1本指のダブルタップ]をします。

3.タッチパネルの右側を上から[1本指のスライド]をして、「キーボード」を選択して、[1本指のダブルタップ]をします。

4.タッチパネルの右側を上から[1本指のスライド]をしますと、「ユーザー辞書」ボタンがありますので、選択をして[1本指のダブルタップ]をします。

5.ユーザー辞書が開きます。
既に登録してある語句があればそのリストがタッチパネルの右側に出ています。

6.新しい語句を登録するのは、右上にある、「追加」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をします。

7.右上の方に「単語 テキストフィールド」がありますので、選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
「テキストフィールド 編集中 先頭に挿入ポイント」とガイドがあります。

8.タッチパネルの下の方に、ソフトキーボードが出ています。

9.登録したい慣用句を入力します。
たとえば「了解しました。」と入力します。

10.すぐ下にある、「読み テキストフィールド」を選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
「よみ 編集中 末尾に挿入ポイント」とガイドがあります。

11.読みを入力します。
なるべく短い方が良いので、「りょ」と入力します。
まず「り」を入力して、次に「よ」を入力します。
次に例の「。」の左にある、「小文字 濁点及び半濁点キー」と読み上げるボタンを選択して、[スプリットタップ]をします。
「よ」が小さい「ょ」となって「りょ」が入力されます。

12.タッチパネルの右上に「保存」ボタンがありますので、[1本指のダブルタップ]をします。

13.登録単語の一覧に戻ります。
五十音順に並んでいますので、確認してください。
なお、登録単語が多くて、画面に全部が表示出来ていない場合は、[3本指の上フリック]をしますと上にスクロールして、下に隠れているリストが表示されます。

メールなどで、よく使う慣用句は、なるべく多く登録しておくと、メールの返信などが書きやすくなります。


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