Kzemi講座18:保存ダイアログの操作方法

自分で書いた文書ファイルやホームページからダウンロードしたファイルなどをハードディスクの自分の好きなフォルダに自由に保存する方法です。これが出来ればパソコンを非常に便利な道具として使えるようになります。皆さんが持っている「マイエディット」を例にしますが、この保存ダイアログは、色々なソフトで共通な方法で操作出来ます。

1.マイエディットを起動して文章を書きます。

2.[Alt]キーを押してメニューバーに行き「ファイル(F)」で[下カーソル]キーで「名前を付けて保存」で[Enter]キーを押します。

3.ファイルを保存するダイアログが開きます。

【保存ダイアログの操作】
ダイアログボックスの操作の方法は「講座17」を参照して下さい。

マイエディットのファイル保存のダイアログには、次のような項目のダイアログボックスが在ります。[Tab]キーで項目を良く聞きながら回って見てください。[Shift+Tab]キーでは逆回りに項目を移動します。 1つずつを説明します。

(1)保存ファイル名の エディット 文字入力
ここは、エディットボックスですので、文字が入力出来ます。今書いている文書に付けるファイル名を自分で考えて文字入力します。マニュアルなどでは「任意のファイル名を書きます」などと書かれています。ただし、始めから「無題」と言う文字が入力されています。また、既にファイル名がついている場合は、そのファイル名が書かれています。
これを「初期値」と言います。初期値は[左右カーソル]キーを押さなければ、文字を入力すると消えます。でも、念のために[DEL]キーを押して「無題」を消してからファイル名を入力すると良いと思います。
「エディットボックス」では[上カーソル]キーを押すとエディットボックスに書かれてある文字列を読みます。何も文字が書かれていない場合には「空行」と言います。
[左右カーソル]キーを押しますと既に書かれているファイル名に文字を追加したり文字を削除したりの編集が出来ます。
ホームページからダウンロードしたファイルの名前などは、初期値のままで変更しないのが普通です。

(2)一覧
ファイルを保存するフォルダを選択するリストボックスです。ここはリストボックスですので、[上下カーソル]キーでフォルダが選択出来ます。選択したフォルダで[Enter]キーを押しますと、そのフォルダが開いてその下にあるサブフォルダが出てきます。それと同時にファイルを保存するフォルダとして選択されます。
始めには「マイドキュメント」フォルダが開かれています。[上下カーソル]キーでリストを読んで行きますと「1つ上のフォルダ」と言う項目が在りますが、これはマイコンピュータで[BS]キーを押して前のフォルダに戻るのと同じ事です。この項目で[Enter]キーを押しますと一つ上のフォルダに行きます。またマイコンピュータと同じで[BS]キーを押しますと1つ上のフォルダに行きます。実際は、[BS]キーを使う方が便利だと思います。
ここはファイル保存の要の場所です。基本的にはマイコンピュータでフォルダを探す操作と同じだと思ってください。「一覧」のところが良く分らない人は、もう一度「講座12」(マイコンピュータの基本操作)を読んで見てください。

(3)現在のドライブの コンボボックス 選択
自分のパソコンにあるドライブが[下カーソル]キーで選択出来ます。上の(2)で[BS]キーを押して行ってもドライブまで戻る事が出来ますので、あえてこの項目を使わなくても良いと思います。初期値ではCドライブが選択されていると思われます。

(4)ファイルの種類の コンボボックス 選択
保存するファイルの種類を選択します。始めには「テキスト文書(*.txt)」が選択されています。文書を書いたものですと初期値のままで結構です。
[下カーソル]キーでコンポボックスを開きますと、マイエディットでは次のようなファイルの種類が選択出来ます。
テキスト文書(*.txt)
C言語ソース(*.c,*.cpp,*.h)
HTMLソース(*.html,*.htm)
すべてのファイル(*.*)
この「ファイルの種類」のリストはMMエディタやMS Wordなどソフトによって違います。

(5)文字コードの コンボボックス 選択 自動選択
このコンポボックスは、初期値の「自動選択」のままにしておいて下さい。
ダイアログの説明は以上です。

4.保存ファイル名の エディット 文字入力
このエディットボックスに任意のファイル名を書きます。

5.「一覧」で保存したいフォルダを選択して[Enter]キーを押します。

6.[Tab]キーか[Shift+Tab]キーで「保存ファイル名の エディット 文字入力」に戻り[Enter]キーを押しますと、ファイルが保存されます。

このファイル保存のダイアログはインターネットからファイルをダウンロードするときのダイアログとか、メールの添付ファイルを保存するときのダイアログなど、項目名や順番などが多少違うだけで、ほとんど同じ操作手順で出来ます。

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