フォルダとかファイル等のショートカットを作り、ドンドンと「スタートメニュー」にコピーしますと、スタートメニューの項目が多くなり過ぎて[上下カーソル]キーで「ショートカット」を選択するのが大変になります。そこで今回は、「スタートメニューの整理の仕方」を書きます。
まず、その前にスタートメニューにある「ショートカット」を簡単に選択する方法には、スタートメニューのショートカットの名前の先頭が、半角の英数字であれば、そのキーをキーボードで押す事によって、そのショートカットにジャンプする機能がある事を知っておいて下さい。
例えば、「スタートメニュー」を開いて[M]キーを押して行きますと「MyEdit」、「MyFile」などと読み上げると思います。
もう1つは、「ショートカットキー」の所でも書きましたが、ショートカット名の後ろに付いている英文字を押すとそのショートカットにジャンプします。例としては「シャットダウン(U)」の[U]がそうです。頭文字も後ろの英数字も、該当する英数文字が1つしかない場合は、即その「ショートカット」が実行されます。
【スタートメニューにフォルダを作ってショートカットを整理する】(スタートメニューがクラシックスタイルの場合の方法です)
1.[Windows+D]キーを押してディスクトップに行きます(PC-Talkerはプログラムマネージャーと言います)。
2.[Tab]キーを押して「スタートのプッシュボタン」に行きます。
3.[アプリケーション]キー、又は[Shift+F10]を押します(マウスの右クリックと同じです)。
4.[下カーソル]キーで「開く(O)]を選択して[Enter]キーを押します。
5.マイコンピュータが起動して「スタートメニュー」フォルダが開かれます。「スタートメニュー」のフォルダのパスは次のところです。
C:\Documents and Settings\***\スタート メニュー
(***はユーザー名)です。
6.ショートカットを纏めるためのフォルダを作ります。(フォルダの作り方は「講座13」を参照して下さい)
7.フォルダの作り方のヒント。
私の場合は「通信(&T)」、「良く使う(&Y)」などのフォルダを作ってあります。「通信(&T)」の中には「IBMホームページリーダー」、「MMメール2」、「MM辞書リーダー(&D)」、「MMニュース(&N)」、「インターネットエクスプローラ(&X)」などのショートカットが入っています。
8.ショートカットのフォルダ名やショートカット名の名前の付け方のヒント。(ショートカットの名前の変更の仕方は「講座21」を参照して下さい)
上の「通信(&T)」のフォルダ名に付いて説明します。
「通信」は日本語ですのでキーボードからの文字入力でのジャンプ機能が使えません。そこで通信の後に(&T)を付けます(半角の括弧+半角の記号の&+半角のT+半角の括弧)。([&]アンドの記号は[Shift+6]キーで入力出来ます)これを付ける事によって、[Windows]キーを押して[T]キーを押しますと、「通信(&T)」のサブメニューが開きます。
さらに、MM辞書リーダーのショートカットには(&D)が付けてありますので、「MM辞書リーダー(&D)」のショートカットを実行するのには、[Windows],[T],[D]キーを続けて押せばよい事になります。
このように「スタートメニュー」にもフォルダを作って、アプリケーションソフトの起動ショートカットを整理しておくと、よく使うソフトの起動が、簡単になります。
また、起動ショートカットに半角の数字で番号を付ける方法もあります。これは、良く使う順に「1***」、「2***」などと名前を変更します(***はショートカット名です)。これは、ショートカットを番号順に並べ替える事も出来て、使いようによっては便利です。試して見て下さい。