Kzemi講座31:ディスク クリーンアップ

ソフトの中には、その動作中にいろいろなデータを処理する都合上、ハードディスクの中にも一時的に作業ファイルを作るものが有ります。この作業ファイルを「一時ファイル」などと呼んでいます。またソフトをインストールするときなどには、ソフトのCD-ROMに圧縮して入っているファイルを、ハードディスクに解凍してからインストールをしています。これも「一時ファイル」です。これらの「一時ファイル」は、通常はソフトを終了するときとか、インストールが終了した時などに削除されますが、何らかの理由で削除されないで残っている場合もあります。また、ソフトの修正などに使うために、故意に残している場合もあります。インターネットでファイルをダウンロードする時にも「一時ファイル」を作ります。

これらの通常は使用しないファイルを整理するのが「ディスククリーンアップ」です。でも、後で、使用するために、故意に残してある「一時ファイル」も有ります。ですから、削除するファイルは、基本的には、自分で判断する必要が有ります。「ディスククリーンアップ」の実行は、自己責任でやって下さい。

【ディスク クリーンアップのやりかた】

1. スタートメニューの「プログラム」の中の「アクセサリ」を選択します。

2. 「アクセサリ」のサブメニューの「システムツール」を選択します。

3. [上下カーソル]キーで「ディスク クリーンアップ」を選択して[Enter]キーを押します。

4. [Tab]キーで「ドライブの 選択」に行き、[上下カーソル]キーで「cleanup」したいドライブを選択します。通常は「Cドライブ」です。

5. [Tab]キーで「OK」まで行き[Enter]キーを押します。
次の画面が出てくるまでには少し時間がかかります。音声が出るまでしばらく待って下さい。

6. スキャンが終わると出てくる画面で[Tab]キーで「削除するファイル:の 選択 F」を選択します。
次のようなリストが出ています。
"ダウンロードされたプログラム ファイル","0 KB"(チェック)
"Temporary Internet Files","0 KB"(チェック)
"オフライン Web ページ","8 KB"(ノーチェック)
"Office セットアップ ファイル","0 KB"(チェック)
"ごみ箱","0 KB"(チェック)
"一時ファイル","0 KB"(チェック)
"WebClient/Publisher の一時ファイル","32 KB"(チェック)
"一時オフライン ファイル","0 KB"(チェック)
"オフライン ファイル","0 KB"(ノーチェック)
"古いファイルの圧縮","52 KB"(チェック)
"コンテンツ インデックス作成ツールのカタログ ファイル","0 KB"(ノーチェック)

7. [上下カーソル]キーで削除したいファイルのリストに[Space]キーでチェックを入れます。
「ゴミ箱」にチェックを入れますと、「ゴミ箱」は空になります。

8. [Tab]キーで「OK」まで行き[Enter]キーを押します。

9. 「これらの操作を実行しますか」と聞いて来ますので「はい」を選択して[Enter]キーを押します。
チェックしたファイルが削除されます。

10. 削除が終わると、「ディスク cleanup」の画面が消えます。
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