Kzemi講座4:タスクの切り替え方

Windowsでは、複数のアプリケーションソフトを同時に起動して置いて、それを自由に切り替えながら使用出来ると言う大きな特徴があります。
例えば、メールを送受信する「メーラー」や、ホームページを見る「ブラウザ」、文章を書く「ワープロやエディタ」などを起動して置いて、読んでいるメールの一部や、今見ているホームページの内容を、コピーしてエディタなどに貼り付ける事が出来ます。

「タスク」の言葉の意味を説明しておきます。
「タスク」とは「仕事」と言う事です。コンピュータでは、OS(オペレーションシステム)が制御出来る物を言います。
アプリケーションソフトだけではなくて、プリンターやCD-ROMなどのドライバーなども含まれます。
複数のタスクを扱う事が出来る事を「マルチタスク」と言います。

アプリケーションソフトのタスクの切り替えの方法を二つ書きます。

その1

1.二つ以上のアプリケーションソフトを起動します。(MMメール、マイエディット、等)

2.[Alt+Tab]キーを押しますと、いま起動していて画面に出ている以外のソフトが、画面に出てきます。スクリーンリーダーは、その名前を読み上げます。

3.もう一度[Alt+Tab]キーを押しますと、前に画面に出ていたソフトがまた、画面に出てきます。

4.三つ目のソフトを画面に出すのには、[Alt]キーを押しながら[Tab]キーを二度押します。
[Alt]キーを押しながら[TAb」キーをトントンと押して行きますと、起動しているソフトを次々に読み上げますので、画面に出したいソフトの名称が読み上げられたところで[Alt]キーを離しますと、そのソフトが画面にでます。
この動作を、「そのソフトをアクティブにする」と言います。
画面に出ていないソフトはどこにあるのかと言いますと、画面の下の方に在る「タスクバー」にアイコンとなって表示されています。

その2

1.複数のソフトを起動した状態で、[Windows+Tab]キーを押しますと画面下の「タスクバー」が選択されます。

2.[左右カーソル]キーで起動中のソフトのアイコンを読み上げますので、アクティブにしたいソフトの名称が読み上げられたところで[Enter]キーを押しますと、それが画面に出てきます。

具体的な使い方を1つ書きます

1、MMメールを起動します。

2.[F6]キーを押して「新規メールの作成のウィンドウ」を開きます。

3.この状態で、MMメールと新規作成のウィンドウの画面が起動していますので、[Alt+Tab ]キーを押して確認して見てください。

4.[Alt+Tab]キーを押して、MMメールを画面に出してください。

5.[Tab]キーを押して、「メール表示内容」を選択してください。

6.[kzemi]講座3でやった、適当な場所を範囲指定して[Ctrl+C]キーでコピーしてください。

7.[Alt+Tab]キーで「新規メールの作成」をアクティブにして、貼り付けをしたいところにカーソルを移動して、[Ctrl+V]で貼り付けをしてください。
これで、ホームページのアドレスを教えてもらったメールから、そのアドレスをまたお友達に教えてあげる事も出来ます。
Myメールでも出来ます。
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