MLからのメールや、加入している会からのメールなどは、それぞれ一つのフォルダーに保存するようにしておくと、後で読むときに、探し出すのが大変楽になります。
「受信箱」から手動で振り分けをしても良いのですが、受信と同時に自動的に振り分けをするように、設定をしておきますと、いちいち手動で振り分けをする手間が省けますし、振り分けを忘れることも無くなります。
例として、Dzemiからのメールを、「Dゼミ」フォルダーに自動振り分けをする設定の手順を書いておきます。
少し面倒かも知れませんが、一度設定をしてしまえば、後は楽なので、頑張ってみましょう。
MMMail2のリストビューにアドレスが書いてありますが、これはコピーが出来ません。
いくつかの方法がありますが、今回はメールヘッダからコピーをします。
1.MMMail2を起動します。
2.「受信箱」のリストビューで、[上下カーソル]キーでdzemiからのメールを選択します。
3.[Alt,M,H]キーを押して[下カーソル]キーで「全て表示 A」を選択して、[Enter]キーを押します。
これで「メール表示内容の文字入力」の画面に、メールヘッダの全文が表示されます。
4.[Tab]キーを押して、「メール表示内容の文字入力」に移動します。
5.[Esc]キーを押して、連続読みを停止します。
6.[上下カーソル]キーで一行読みをしてゆき、次の行を選択します。
Reply-To: dzemiml@yahoogroups.jp
かなり下の方にあるかも知れません。
7.行を選択したら、[右カーソル]キーを押して行き、dzemiのアドレスの先頭まで行きます。
(Reply-To:の次はスペースが入って居ますのでその次の[d]を選択します)。
8.[d]を選択したら、[Shift]キーを押しながら[右カーソル]キーを押して行き、アドレスの最後までを範囲選択します。
速く範囲選択するのには、アドレスの先頭の[d]を選択してから、[Shift+End]キーを押します。
選択した[d]から、その行の行末までを一度で範囲選択出来ます。
9.[Shift]キーを離すと、選択範囲の文字列を読み上げると思います。
10.[Ctrl+C]キーでクリップボードにコピーします。
「22バイトをコピーしました」とガイドがあります。
11.[Alt,M,H]キーを押してから、[下カーソル]キーで「Subject行を1行表示 S」を選択して、[Enter]キーをおして、メールヘッダの表示を元に戻しておきます。
1.[Alt,T]キーを押して、メニューバーの「ツール T」のプルダウンメニューを開きます。
「アカウント毎設定 A ウィンドウ」とガイドがありますので、[Enter]キーを押します。
2.[Shift+Tab]キーを一度押します。
「基本のタブコントロール」とガイドがあります。
3.[右カーソル]キーで、「振り分け」を選択します。
4.[Tab]キーを押して行き、「追加(&I)」を選択して、[Enter]キーを押します。
新しく自動振り分けをする設定ダイアログが開きます。
「この設定の使用範囲(&V) 常に使用する」とガイドがあります。
最後が「常に使用する」でない場合は[上下カーソル]キーで「常に使用する」を選択します。
5.[Tab]キーを一度押します。
「フィルド Subject (件名)」とガイドがあります。
6.[上下カーソル]キーで「Reply-To (返信先)」を選択します。
メールヘッダで選択した、キーワードのアドレスが、「Reply-To」を選んだので、ここの項目は「Reply-To」を選択します。
選んだキーワードが、「subject」の場合は「subject」を、「from」の場合はfrom」を、「to」の場合は「to」を選択します。
7.[Tab]キーを一度押します。
「右の文字列を含む 」とガイドがあります。
ここはそのままでかまいませんので次に行きます。
8.[Tab]キーを一度押します。
「キーワードのエディット」とガイドがありますので、[Ctrl+V]キーを押して、先ほどコピーした、dzemiのアドレスを貼り付けます。
貼り付けた直後は無音ですが、[上カーソル]キーを押しますと、貼り付けた文字列を読み上げます。
9.[Tab]キーを一度押します。
「大文字・小文字を区別しない(&I) チェックなし」とガイドがあります。
ここはこのままで良いので、次の項目に行きます。
10.[Tab]キーを一度押します。
「移動元フォルダーのツリービュー」とガイドがあります。
[上下カーソル]キーで「受信箱」を選択します。
11.[Tab]キーを一度押します。
「移動先フォルダーのツリービュー」とガイドがあります。
[上下カーソル]キーで、「Dゼミ」を選択します。
「Dゼミ」フォルダーは、事前に作成しておきます。
12.[Tab]キーを押して「OK」を選択して[Enter]キーを押します。
「ナンバー1 へ振り分けデータを追加」とガイドがあります。
13.[Tab]キーを押して行き、もう一度「OK」を選択して[Enter]キーを押します。
これでdzemiのメールを受信しますと、自動的に「Dゼミ」フォルダーに振り分けされます。
受信時に次のメッセージが出ます。
「振り分け終了のメッセージ dゼミ 1通 エンターは OK」
[Enter]キーを押してメッセージを閉じます。
「Dゼミ」フォルダーに未読メールが入ります。
ヒント。
受信箱に以前受信したdzemiからのメールが残っている場合は、次のようにすると、受信箱の全てのdzemiからのメールが、「Dゼミ」フォルダーへ移動します。
1.「受信箱」のリストビューを選択します。
2.[Alt,M]キーを押して、メニューバーの「メール M」のプルダウンメニューを出します。
3.[上下カーソル]キーで、「振り分け F」を選択して、[Enter]キーを押します。
「振り分けの警告メッセージ 振り分け処理を開始しますが、よろしいですか? エンターは はい Nは いいえ」とメッセージが出ます。
[Enter]キーを押します。
4.「振り分け開始」とガイドがあり次のメッセージが出ます。
「振り分け終了のメッセージ Dゼミ **通 エンターは OK」。
(**は移動したメールの数です)。
[Enter]キーを押します。
これで、受信箱にあった全てのdzemiのメールが「Dゼミ」フォルダーに移動しました。