CCとBCCメール

■CCとBCCメール(同胞メール)

メーラーは同じ内容のメールを同時に複数の人に送信することが出来ます。
MMMail2にもこの機能があります。
例えば、何かの会の会員の全員に、会のお知らせメールなどを送るとか、数人のお友達にお茶会の連絡メールを送る時などに使います。


●CCとBCCの違い。

CCとは「カーボン コピー」の略で、BCCとは「ブラインド カーボン コピー」の略です。
両方とも、同じ内容のメールを、複数のアドレスに送信する機能ですが、CCは送信したメールのメールヘッダに全員のアドレスが表示されていますので、誰に同じメールを送ったかが分かります。
BCCの方は、メールヘッダに[to:]の自分のアドレスしか表示されませんので、その他の誰に送ったかは分かりません。
CCとBCCは、メールの性質によって使い分けをします。
CCの方は、送った人全員が顔見知りで、お茶会のお誘いメールなどに使います。
BCCの方は大きな会で、全員が親しい関係で無く、個人情報を守らなくてはいけない場合などに使います。


●CCメールの作り方

1.MMMail2を起動します。

2.[F6]キーを押して「新規メールの作成」を開きます。

3.メールの本文を記入した後で、[Tab]キーを押して行き、「アドレス帳(&A)」を選択して、[Enter]キーを押します。
アドレス帳が開きます。

4.通常はここで、送信先のアドレスを選択して、[Enter]キーを押して入力をするのですが、CCメールを送信する場合は、ここに自分のアドレスを入力しておくと、送信したメールが自分にも届きますので、メールの管理が便利になります。

5.[Tab]キーを一度押して「件名」を書きます。

6.もう一度[Tab]キーを押しますと、「&CC プッシュボタン」とガイドがあります。
[Enter]キーを押して開きます。

7.「CC: エディット」とガイドがあります。
ここで入力したアドレスは、受信者のメールヘッダに表示されますので、同じメールを受信者以外の誰に送ったかが分かります。

8.[Tab]キーを押しますと「アドレス帳(&2) プッシュボタン」とガイドがあります。
最後の[2]と言う番号に注目して下さい。
この2番目のアドレス帳から入力するアドレスは、CCメールのアドレスになります。
[Enter]キーを押してアドレス帳を開きます。

9.[上下カーソル]キーで宛先のアドレスを選択して、[Enter]キーを押します。

10.CCに選択したアドレスが入力されます。

11.すぐに「アドレス帳(&2)」と、再度ガイドがあります。
[Enter]キーを押してアドレス帳を開きます。

12.CCに次に入力したいアドレスを、[上下カーソル]キーで選択して、[Enter]キーを押して入力します。

13.同じ操作を繰り返して、送り先の全員のアドレスを入力します。

14.送り先の全員のアドレスが入力出来たかどうかは、[上カーソル]キーを押して行きますと、一つずつ確認が出来ます。

15.間違いが無ければ、[Tab]キーを押して行き「OK」を選択して、[Enter]キーを押します。

●BCCメールの作り方

1.件名を入力したら、[Tab]キーを押して行き、「&BCC プッシュボタン」を選択して、[Enter]キーを押します。

2.「BCC: エディット」とガイドがあり、BCCのアドレスを入力するエディットボックスが開きます。
CCメールの作成の時と同じように、[Tab]キーを一度押します。

3.「アドレス帳(&3)... 」とガイドがあります。
今度は最後に[3]と番号が付いています。
この「3」と番号が付いているアドレス帳を開くと、BCCメールのアドレスが入力出来ます。
BCCに入力したアドレスは、受信者のメールヘッダには表示されませんので、受け取った人が自分以外の誰に送信したのかが分かりません。

4.[Enter]キーを押して「アドレス帳(&3) 」を開いてCCの時と同じ操作で、送信先のアドレスを次々に入力して行きます。

5.入力したアドレスは、[上カーソル]キーで確認が出来ます。

6.入力が終わったら[Tab]キーを押して行き「OK」を選択して[Enter]キーを押します。

●Reply Toの使い方

このReply To:の意味は、返信先のアドレスを書いておくところです。
返信先が自分であった場合は、記入する必要はありません。
CCメールで、会の出欠を自分以外の人が集計している場合などの時は、ここにその人のアドレスを書いておきますと、返信メールが、全てその方のところに届きます。
ですから普段はこの欄には記入する必要はありません。

1.件名を入力したら[Tab]キーを3回押しますと「&Reply To プッシュボタン」があります。
[Enter]キーを押しますと、「Reply To: エディット」が開きます。

2.[Tab]キーを一度押しますと「アドレス帳(&4) 」が選択出来ます。
最後に[4]とガイドします。
この[4]で選択入力したアドレスは「Reply To: 」に入力されます。

3.[Enter]キーを押して「アドレス帳 &4」を開きます。

4.[上下カーソル]キーで入力するアドレスを選択して[Enter]キーを押します。

5.[Tab]キーを押して行き「OK」を選択して[Enter]キーを押します。

ヒント: 何時も決まったメンバーに、CCやBCCメールを送る場合は、アドレス帳のグループ分けをしておいて、そのグループを表示して、そのアドレスを[Ctrl+A]キーで全て選択して、[Enter]キーを押せば、全員のアドレスが一度に入力出来ます。
この場合でも、[上カーソル]キーで入力されたアドレスは、一つずつ確認をする事をお勧めします。


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