受信したメールを読んでみて、必要では無いと思ったメールは、その都度削除してしまっても良いのですが、後で、「消してしまって失敗したな」と思うことが、度々あります。
そこで、明らかに、スパムメール(迷惑メール)である以外のメールは、その都度削除してしまわないで、「受信箱」などのフォルダーに、そのまま残しておきます。
そして、メールが多く溜ってきたら、メールをエクスポートして、テキストファイルにして保存します。
保存したメールは、また、必要であれば、MMMail2のフォルダーに、再読み込み(インポート)が出来ますので、フォルダーから削除します。
1.MMMail2を起動します。
2.[上下カーソル]キーで、エクスポートしたいフォルダーを選択します。
3.[Tab]キーを一度押して、「MMMail2のリストビュー」に行きます。
4.エクスポートしたいメールを選択します。
[Shift+上下カーソル]キーを押しますと、複数のメールが選択出来ます。
5.[Alt]キーを押してメニューバーの「ファイル F」を選択します。
6.[上下カーソル]キーで、「エクスポート E ウィンドウ」を選択して、[Enter]キーを押します。
プルダウンメニューの下の方にありますので、[上カーソル]キーを押しますと速く選択が出来ます。
7.「エクスポートするファイル形式(&S) MmMail2 形式」とガイドがあります。
この「MmMail2 形式」を選択しておきますと、後で、MMMail2のフォルダーにインポート出来て、MMMail2でそのまま読むことが出来ます。
8.[Enter]キーを押しますと、次の保存ダイアログが開きます。
「ファイル名(N): 」とガイドがあります。
ここにファイル名を入力します。
ファイル名は、次の様に付けると整理が、しやすくなります。
例えば「受信箱」(inbox)のメールを保存する場合は「in2012-12」と言うように日付の前にフォルダー名(一部でも良い)を付けておきます。
このファイル名は、受信箱にあるメールで2012年12月までのメールを、エクスポートしたファイルであると言うことになります。
9.[Tab]キーを押して行き、「保存する場所」を確認して下さい。
10.[Tab]キーを押して行き「保存 プッシュボタン」を選択して、[Enter]キーを押します。
リストビューで範囲選択をしたメールが、全てテキストデーターとして、ファイル保存されます。
11.保存先のフォルダーを、エクスプローラーなどで開いてみて、確かに保存されているかどうかを確認します。
12.[Alt+tab]キーを押して、MMMail2にタスクを切り替えて、もう一度リストビューで保存したメールを、範囲選択して、[Shift+Del]キーを押してエクスポートしたメールをフォルダー内から削除します。
ヒント:
メールのエクスポートは、受信するメールの数にもよりますが、半年に1度か1年に1度ぐらい行ないます。
1年に1度の場合は、歳が明けて1月の末頃に去年の12月までのメールを、エクスポートします。
何故12月の31日に行なわないかと言いますと、その年の全部のメールをフォルダーから削除してしまいますと、関連のあるスレッドがすぐに参照出来なくなり不便なことがあります。
メールのリストが「日付 降順」に並んで居る場合は、リストビューで、[下カーソル]キーを押して行き前年の12月31日の日付のメールを選びます。
選択したら[Shift+End]キーを押します。
12月31日を含めた、それ以前のメールが範囲選択されます。
この状態でエクスポートをします。
上の状態でエクスポートした直後は、一番古いメールが選択されていますので、[Home]キーを押してリストの先頭に移動します。
そして[下カーソル]キーで12月31日のメールを再度選択します。
[Shift+End]キーを押してそれ以前のメールを再度範囲選択をします。
[Shift+Del]キーを押しますと、範囲選択したメールが全て削除されます。
これで、フォルダーの中のメールがすっきりします。