メールの「アドレス帳」を編集しておくと、次の利点があります。
メールのアドレスには、その方の氏名が書かれていないアドレスも沢山あります。
アドレス帳のリストでメールアドレスを選択する時に、氏名が分からずに、選択に困る事があります。
これは、メールの誤送信の原因にもなります。
また、アドレスの並べ替えやアドレスを検索する時に便利になります。
1.MMMail2を起動します。
2.[Alt]キーを押してメニューバーに行き、[右カーソル]キーで「メール M」を選択します。
3.[下カーソル]キーで「アドレス帳 A [F11] ウィンドウ」を選択して、[Enter]キーを押します。
「アドレス帳」を開くショートカットキーは[F11]キーです。
4.アドレス帳を開くと、アドレス帳のリストが選択されています。
[上下カーソル]キーで、編集したいアドレスを選択します。
5.[Tab]キーを押して行き「変更(&E)」を選択して、[Enter]キーを押します。
[Tab]キーは7回ぐらい押します。
6.選択しておいた、アドレスの編集ダイアログが開きます。
7.最初に選択されている項目は、「ふりがな(F)」です。
この欄にひらがなでその方の氏名を入力しておきますと、「アドレス帳」を並べ替えたときに、五十音順に並べ替えられます。
このダイアログは、[Enter]キーを押さなくてもすぐに入力が出来ます。
ただし、初期値は「変換停止」状態ですので、日本語を入力するためには、[半角/全角]キーを押して「日本語変換」にする必要があります。
8.入力が終わったら、[Tab]キーを一度押します。
「名前(N)」の項目が選択されます。
ここにその方の氏名を入力するのですが、ここに入力した氏名はメールアドレスの先頭に付加されて、送信されます。
例えば私のメールには次のようなアドレスが付いています。
MasanaKawazu
このMasanaKawazu がそうです。
本当のメールアドレスは<>の中の、masana@kyi.biglobe.ne.jpです。
この欄には、何も入力しなくても、かまいません。
既に名前が付いて送信されてきた、メールアドレスを「差出人をアドレス帳に追加」のコマンドで、アドレス帳に登録しますと、この「名前」の欄は記入されていると思います。
9.記入が終わったら、[Tab]キーを一度押します。
「メールアドレス(A) masana@kyi.biglobe.ne.jp」と、登録したメールアドレスを読み上げます。
この項目は変更はしないで下さい。
10.すぐに、[Tab]キーを一度押して次の項目に移動します。
「メモ(M) 」とガイドがあります。
ここにその方の氏名を入力しておきます。
漢字でも仮名でもローマ字でもかまいませんが、どれかに統一しておいた方が、検索の時に便利です。
それと検索の時に使いたい特別なキーワードがあれば記入しておきます。
例えば「親友」とか「グループの名前」とかです。
ここに記入したメモは、アドレス帳でアドレスを選択した時に、アドレスを読んだ後に読み上げます。
例えば私の場合は次のように読み上げます。
「MasanaKawazu メールアドレス:masana@kyi.biglobe.ne.jp メモ:河津正聲」
これで、名前が付加されていない、分かりにくいアドレスも誰のアドレスだか分かります。
メモ欄は送信するメールには付加されません。
11.[Tab]キーを押して行き「OK」を選択して[Enter]キーを押します。
[Tab]キーを押して行く途中でいくつかの項目がありますが、必要なら記入して下さい。
「ナンバー**のアドレスを変更」と、ガイドがあります。
12.このままでは、アドレス帳に変更内容が保存されませんので、次の操作を必ず行なって下さい。
[Tab]キーを押して行き「登録」を選択して[Enter]キーを押します。
[Tab]キーは10回ぐらい押します。
一件ずつしか編集が出来ませんので、少し手間がかかりますが、アドレスと名前が結び付きにくい方がありましたら、メモ欄に記入しておくことをお勧めします。
また、良くメールを出す方なども、アドレスの検索に便利ですので、記入をしておくと良いと思います。