アドレス帳に沢山のアドレスが貯まってきますと、目的のアドレスを[上下カーソル]キーで、アドレス帳のリストから探し出すのは、なかなか面倒になります。
「アドレス帳」のグループ分けをしても良いのですが、各グループを開いて、目的のアドレスを探し出すのも、結構大変です。
MMMail2には、「アドレス帳」の中のアドレスを検索する機能があります。
この検索機能は、アドレス帳の各グループを全て検索します。
(MMMail2のバージョンが古いと、グループごとに検索をしないと駄目かも知れません)。
今回は、このアドレスの検索方法を書いて起きます。
1.MMMail2を起動します。
2.[F11]キーを押して、「アドレス帳」を開きます。
または、メール作成画面の「アドレス帳のプッシュボタン」からアドレス帳を開きます。
3.[Tab]キーを押して行き、「検索 F」を選択して[Enter]キーを押します。
6点入力をしていない方は、[Ctrl+F]キーのショートカットキーが便利です。
検索語を入力する、「検索文字列(S): コンポボックスのエディット」が開きます。
4.アドレス帳の各項目に書かれている文字列の一部を入力します。
今回は、前の「アドレス帳の編集」で行なった、「メモ」欄の文字列の一部を入力します。
氏名が書かれていれば、名字だけでかまいません。
ただし、漢字、仮名、ローマ字は区別しないと駄目です。
5.文字を確定したら[Tab]キーを一度押します。
次の項目が「検索方向 下(↓)(F3)」となっていることを確認して下さい。
もしここが「検索方向 上(↑)」となっている場合は、[上下カーソル]キーで上のように「検索方向 下(↓)(F3)」と変更して下さい。
6.[Tab]キーを一度押します
次の項目が「検索項目 全ての項目」となっていることを確認して下さい。
もし、「検索項目 名前」のようになっていたら上のように[上下カーソル]キーで「全て」に変更をして下さい。
7.[Tab]キーを一度押します。
「他グループも検索する(&A) チェック」
もし「チェックなし」になっていたら[Space]キーでチェックを入れて下さい。
8.[Tab]キーを一度押します。
「大文字小文字は区別しない(&V) チェックなし」
ここはこのままでかまいません。
以上の設定は一度行なえば次回からは行なう必要はありません。
9.[Tab]キーを一度押します。
「実行(&G) 」を選択して[Enter]キーを押します。
入力した、名字の方のアドレスにジャンプします。
10.同じ名字の方が何人も登録してある場合は、[F3]キーを押しますと、次々にジャンプして選択をします。
11.アドレス帳の中の目的のアドレスが選択されたら[Enter]キーを押しますと、メール作成画面の「宛先(D) 」にそのアドレスが入力されます。
ヒント。
[Ctrl+F]キーで「検索文字列(S): のコンポボックスのエディット」を開くと、ここはコンポボックスになっていますので[下カーソル]キーを押しますと、以前に検索した文字列のリストが出てきて[上下カーソル]キーで選択が出来ます。
なお、このダイアログは、「実行(&G) 」のボタンがデフォルトで選択されていますので、検索語を入力または選択した直後に[Enter]キーを押しますと、該当のアドレスにすぐにジャンプします。
ですから頻繁にメールを出す方には、その方で一度検索をしておきますと、「検索のコンポボックスのエディット」でその方の名前を選択して[Enter]キーを押せばすぐにアドレスが選択出来ます。
何百件のアドレスが登録してあっても、瞬時に選択が出来ます。
注意
手順5で、上方向の検索をしますと、5の項目が「検索方向:上(↑)」となったままですので、次回検索をしたときに「検索の警告メッセージ 検索文字なしです エンターは OK」
とメッセージが出ます。
この場合は5の項目を[上下カーソル]キーで「検索方向 下(↓)(F3)」に変更をして下さい。
これで検索が出来ると思います。