メジャーアップデートに失敗する

■Windows10の「April2018(Ver1803)」のアップデートに失敗します。
原因は、マイクロソフトタブレットの surface3の時でも経験があるのですが、マイクロSDカードが挿してあると、Windows10のメジャーアップデートがうまく行かないようです。前のsurface3の時は、データーしか入れていなかったので、マイクロSDHCカードを、タブレットから抜くだけで良かったのですが、今回はSDカードをVHDにしてありますので、少し面倒でした。

急いで行なったので、音声コピーを取っていませんでした。
そこで、大まかな手順だけを書いておきます。

■まず、VHDに移動した、Documentなどのシステムフォルダーを元の、Cドライブに戻します。

1.VHDドライブの中の、Documentフォルダーを選択して、[Application]キーを押します。

2.[上下カーソル]キーで「プロパティ」を選択して、[Enter]キーを押します。

3.[Shift+Tab]キーを2回押して、「全般」のタブシートを選択して、[右カーソル]キーで、「場所」を選択します。

4.[Tab]キーを押して行き、「標準に戻す(&R) 」を選択して、[Enter]キーを押します。

5.[Tab]キーを押して行き、「OK」を選択して、[Enter]キーを押します。
次のメッセージが出ます。
「フォルダーの移動のメッセージ 元の場所のすべてのファイルを、新しい場所に移動しますか?
元の場所: D:\document
新しい場所: C:\Users\masana30\Documents
フォルダーの内容に対するアクセスが必要なプログラムでアクセスが可能になるよう、すべてのファイルを移動することをお勧めします。 エンターは はい Nは いいえ エスケープは キャンセル」
Documentの内容が多い場合は、Cドライブの容量を圧迫しますので、「いいえ」を選択します。
データーは、VHDのDocumentフォルダーに残っています。
Documentフォルダー以外にも、「場所」を移動したフォルダーがあれば、全て元に戻します。

■VHDにインストールした、「office2010」もアンインストールします。

■VHDのマウントを「無効」にします。
VHDのマウントを無効にして、VANGOODを起動した時に、「VHD」を作らないようにします。

1.[Windows+X]キーを押して、メニューを出します。

2.[上下カーソル]キーで、「コンピューターの管理」を選択して、[Enter]キーを押します。
VANGOODのスペックが少し低いので、開くのに数秒の時間がかかります。

3.[下カーソル]キーで、「タスク スケジューラ プラス」を選択して、[右カーソル]キーで開きます。

4.[下カーソル]キーを、一度押して、「タスク スケジューラ ライブラリ プラス」を選択します。

5.[Tab]キーを押しますと、登録してあるタスクスケジューラーのリストが出ます。
[上下カーソル]キーで、「autoVHD」を選択して、[Application]キーを押します。

6.[上下カーソル]キーで、「無効」を選択して[Enter]キーを押します。

7.VANGOODを再起動します。

8.[Windows+E]キーを押して、エクスプローラーを開き、「VHD」が作られていないことを確認します。

9.VANGOODを終了します。

10.マイクロSDHCカードを、VANGOODから取り出します。
取り出し方は、マイクロSDカードを少し押し込みますと、2mmぐらい飛び出てきますので、そこをつまんで抜きます。
小さいので、なくさないでください。

■Windows10のメジャーアップデートを行ないます。
私は、マイクロソフトのホームページから、「MediaCreationTool1803.exe」をダウンロードして、手動でアップデートしました。
音声コピーを取っていませんでしたので、簡単な手順だけを書いておきます。

1.ダウンロードした「MediaCreationTool1803.exe」を選択して、[Enter]キーを押します。

2.UACの警告が出ますので、[Tab]キーで「はい」を選択して、[Enter]キーを押します。

3.「準備をしていますので、しばらくお待ちください。」とメッセージが出ます。
[Ctrl+Alt+下カーソル]キーでガイドが読めます。

4.暫くすると、承諾書が出ますので、[Tab]キーで「同意する」を選択して、次へ行きます。

5.アップデートファイルのダウンロードが始まります。
[Ctrl+Alt+下カーソル]キーで、進行状態が読めます。
パソコンのスペックにもよりますが、数十分かかります。

6.「Windows10のメディアを作成しています、PCはそのままお使い頂けます。」とガイドが変わります。

7.「PCをチェックしています。」に変わります。

8.「ライセンス条項に同意します。」のメッセージが出たら、[Tab]キーで「同意します」を選択して、[Enter]キーを押します。

9.「更新プログラムをチェックしています。」のガイドに変わります。

10.「インストールの準備が出来ました」とガイドがありますので、[Tab]キーで、「個人用データーとアプリを引き継ぐ。」を選択します。

11.[Tab]キーを押して、「インストール」を選択して、[Enter]キーを押します。

12.インストールが始まります。
「Windows10をインストールしています。PCが数回再起動します、少しお待ちください。」とガイドが出ています。
[Ctrl+Alt+下カーソルキー]キーでインストール状況が確認出来ます。
これも1時間近くかかりますので、気長に待ちましょう。

パソコンが再起動して、「PC-Talker10が組み込まれました」とガイドが出れば成功です

■Windows10のバージョンの確認方法は、マイサポートから出来ます。
「Version 1803 ビルド 17134」になっていればOKです。

■VHDのオートマウントを元に戻します。
戻し方は、「無効」にしたときと同じで、そこが「有効」になっていますので、[Enter]キーを押します。
VANGOODを再起動します。

■システムフォルダーをVHDに戻します。
※Windows10を「April2018(Ver1803)」にアップデートしますと、MmMail2がお試し中に戻ってしまいます。
MmMail2のVer5のIDとパスワードが分かるように準備をしておいてください。
IDとパスワードを入れれば、メールの設定やメールデーター、アドレス帳などはそのまま変更されていません。


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