ドライバーのインストール
■いくつかの動作に不具合が出ました。
●Wi-Fiに接続が出来ません。
[Windows+B]キーを押して、タスクトレーを開いて、[上カーソル]キーを押して行きます。
「未接続 - 使用可能な接続はありません」とガイドされて、Wi-Fiの接続が出来ません。もちろん「LAN」ポートもありませんので、ルーターからのケーブルの接続も出来ません。
ネットワークの設定を、いろいろと見てみたのですが、「Wi-Fi」の項目が見つかりません。
Wi-Fiのドライバーのインストールが必要のようです。
●マイクロSDカードが、STK2mv64CCの起動時に認識されません。
購入した、256GBのマイクロSDXCカードを、STK2mv64CCが起動している時に、SDスロットに挿し込めば、正常に認識して、エクスプローラーにも表示されます。
ところが、SDカードを挿したまま、STK2mv64CCを起動しますと、全くSDカードが認識されません。
256GBの大容量だから、駄目なのかと思って、手持ちの64Gbで試してみたのですが同じ結果でした。
このSTK2mv64CCのカードリーダーはMicro SDXC v3.0 slot (UHS-I対応ですので、最大2tBまでのSDカードに対応しているはずです。
■やはり、自作のデスクトップを作る時のように、ドライバー類をインストールしないと駄目なようです。
Windows10では、ほとんどのドライバーが用意されていて、特別にその機種(マザーボード)に対応するドライバーを、インストールしなくても、動作するはずなのですが、このSTK2mv64CCは駄目なようです。
1.そこで、私のメインのパソコンで、STK2mv64CCのドライバーをWebから探してダウンロードします。
「Intel Compute Stick STK2mv64CCのドライバーのダウンロード」のキーワードで検索します。
2.
「インテルR Compute Stick STK2mv64CC 用のダウンロード」のHPが見つかります。
このHPにドライバーの一覧があるはずなのですが、なかなか見つかりません。
3.何と「見出し行」の[H]キーを50回ぐらい押すと「インテルR Compute Stick STK2mv64CC 用のダウンロード」がやっと出てきました。
4.ここに「インテルR Compute Stick STK2m3W64CC、STK2MV64CC、および STK2M364CC 用の WindowsR10用インテルRワイヤレス・テクノロジー・ベースのドライバー」というのが、独立してありました。
まずこれをダウンロードします。
5.次に「ドライバーバンドルのダウンロード」を選択して、
「Intel-Compute-Stick-STK2mv64CC_Win10-64_Drivers.20180530.zip」をダウンロードします。
これが、全てのドライバーが含まれている、ファイルのようです。
マニュアルも入っていましたが、英語です。
■ダウンロードした、ドライバーのインストール。
まず、メインのパソコンで、ダウンロードしたドライバー類を、USBフラッシュメモリにコピーします。
そのUSBフラッシュメモリを、STK2mv64CCのUSB Aタイプに挿します。
1.STK2mv64CCを起動します。
この時分かったのですが、このSTK2mv64CCは電源ケーブルを挿すと、電源ボタンを押さなくても、電源が入る仕様のようです。
これで、電源ボタンが押しにくい理由が分かりました。
2.[Windows+E]キーを押してエクスプローラーを開きます。
3.[上下カーソル]キーで「USB」を選択して、[Enter]キーを押します。
4.[上下カーソル]キーで、「WIFI_WIN10_64_20.50.0.exe」を選択して、[Enter]キーを押します。
5.UACの警告が出ますので、[Tab]キーを押して、「はい」を選択して、[Enter]キーを押します。
6.日本語版は無いようで、インストールの説明は、英語です。
PC-Talker10の、[Ctrl+Alt+下カーソル]キーで読み上げてなんとかなります。
インストールが終わったら、STK2mv64CCを再起動します。
[Windows+B]キーを押してタスクトレーを開いて、[上カーソル]キーを押してゆくと、「未接続 接続は可能です」と出てきます。
7.Wi-Fiをセットアップします、手順はVANGOODの項目を参照してください。
8.まず、「PC-Talker10」をマイサポートの最新版のチェックからダウンロードしてインストールします。
「マイサポート」の最新版もあるようですので、これもインストールします。
とりあえず、PC-Talker10が正常に、動くようになりましたので、出来る設定は行ないます。
VANGOODの項目を参照してください。
9「Intel-Compute-Stick-STK2mv64CC_Win10-64_Drivers.20180530.zip」を解凍して、必要なドライバーはインストールします。
■ドライバー類をインストールしても、マイクロSDカードの不具合は直りません。
そこで、デバイスマネージャーから、「記憶域コントローラー 」のドライバーを更新してみることにしました。
1.[Windows+X]キーを押して、メニューを開きます。
2.[上下カーソル]キーで「デバイス マネージャー M」を選択して[Enter]キーを押します。
3.[Tab]キーを一度押してから、[下カーソル]キーで、「記憶域コントローラー プラス」を探して[右カーソル]キーを押して開きます。
4.[上下カーソル]キーで、「Microsoft 記憶域コントローラー 」を選択して、[Enter]キーを押します。
5.「Shift+Tab]キーを押して「全般」のタブを選択して、[右カーソル]キーで「ドライバー」を選択します。
6.[Tab]キーで「ドライバーの更新(&P) 」を選択して、[Enter]キーを押します。
7.[Tab]キーを押して行き「ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索(&S) 」を選択して、[Enter]キーを押します。
8.「最新のドライバーが見つかりました、インストールしますか」とガイドがありますので、[Enter]キーを押します。
これで、マイクロSDカードを挿したままで、STK2mv64CCを起動しても、マイクロSDXCカードを認識するようになりました。
これで、「VHD」が作成できます。
作成方法は、VANGOODの項目を参照してください。
次回は、いよいよ最大の問題である、STK2mv64CCがモバイルバッテリーで動作しない問題の解決をします。