タスクトレーの表示

Windows10でも、スクリーンリーダーで使いやすくする基本的な設定を、初めにいくつか書いておきます。

■コントロールパネルの表示を、小さいアイコンにします。

1.[Windows]キーを押して「マイスタート」を開きます。
このスタートメニューは、PC-Talker10のものです。

2.[上下カーソル]キーで「設定」を選択して、[右カーソル]キーでサブメニューを出します。

3.[上下カーソル]キーで「コントロールパネル」を選択して、[Enter]キーを押して開きます。

4.[Shift+Tab]キーを押して行き、「カテゴリ」を選択して、[Enter]キーを押します。
ピーと音がします。

5.[上下カーソル]キーで「小さいアイコン」を選択して、[Enter]キーを押します。
「小さいアイコン」にチェックが付きます。

これで、コントロールパネルの項目が詳細な項目に分かれます。

なお、Windows10では、だんだんとコントロールパネルからのいろいろな設定が、Windows10の「設定」に、移行しつつあるようです。

■「タスク バーとナビゲーション」の設定。
タスクトレーに全てのアイコンを表示します。

1.今小さなアイコンに変更したコントロールパネルで、[上下左右カーソル]キーで「タスク バーとナビゲーション」を選択して、[Enter]キーを押して開きます。

2.次の様に設定します。
設定項目は[Tab]キーで移動します。

・タスク バーを固定する(&L) チェック。
・タスク バーを自動的に隠す(&U) チェックなし。
・小さいタスク バー ボタンを使う(&E) チェック。
・画面上のタスク バーの位置(T): 下。
・タスク バーのボタン(B): 結合しない。

3.「カスタマイズ(&C)」を選択して、[Enter]キーを押して開きます。
Windows10の設定画面が開きます。
「設定 ホームのプッシュボタン」とガイドがあります。

4.[Tab]キーを押して行き、「タスク バーに表示するアイコンを選択してください」を選択して、[Enter]キーを押します。

5.[Tab]キーを押して行き、「常にすべてのアイコンを通知領域に表示する チェックなし」を選択して、[上下カーソル]キーで「チェック」を選択します。

6.[Alt+F4]キーを押して閉じます。

7.前のダイアログに戻ります。

8.[Tab]キーを押して行き「OK」を選択して[Enter]キーを押します。

これで[Windows+B]キーを押して「タスクトレー」を選択すると、[上下カーソル]キーでWi-Fiの状態やバッテリーの残量などの状況がわかります。


 前の項目へ   視覚障害者のWindows10操作へ戻る   次の項目へ