UACとは、悪意のあるプログラムなどが一般の使用者が使っているパソコンのシステムなどを勝手に書き換えて内部の情報データなどを取り出してしまわないように、そのパソコンのシステムなどに変更が加えられようとした時に警告のメッセージを出す機能です。
WindowsVistaから導入されましたが、自分で自分のパソコンのシステムを変更しようとする時にも警告のメッセージが出ますので、かなり不評な機能でした。
WindowsVistaでは、有効にするか無効にするかの設定しか出来ませんでしたが、Windows7ではセキュリティが4段階に設定が出来るようになり、少し煩わしさが無くなりました。
この機能を無効にして使っている方もいますが、私としては少し煩わしくても有効にしてパソコンを使うことをお勧めします。
以下にUACがメッセージを出す主な操作をあげておきます。
1.パソコンに新しいアプリケーションソフトなどをインストールする時に、次のようなメッセージが出ます。
「ユーザー アカウント制御のメッセージ。
次の不明な発行元からのプログラムに、このコンピューターへの変更を許可しますか?
アプリケーションソフト名.exe 発行元: Alt+Yは はい エンターは いいえ」。
このメッセージの場合は、始めに「いいえ」が選択されていますので[Enter]キーを押しますとインストールなどが中止してしまいます。
[Alt+Y]キーを押して許可を与えます。
または、[左右カーソル]キーで「はい y」を選択して[Enter]キーをおします。
(2013年8月現在のPC-Talker7では音声が出ます。)
2.CドライブのProgram FilesやWindowsフォルダーの中のSystem32フォルダーなどに手動でファイルを貼り付けようとすると、次のような警告のメッセージが出ます。
「対象のフォルダーへのアクセスは拒否されました のメッセージ
Program Files 作成日時: 2009/ 07/ 14 11:37
エンターは 続行 Sは スキップ エスケープは キャンセル」。
この場合は[Enter]キーを押して続行しますと貼り付けが完了します。
1.[Windows]キーを押してスタートメニューを出します。
2.[右カーソル]キーを一度押してから[下カーソル]キーで「コントロールパネル」を選択して[Enter]キーを押します。
3.[カーソル]キーで「ユーザー アカウント」を選択して[Enter]キーを押します。
4.[Tab]キーで「ユーザー アカウント制御設定の変更」を選択して[En
ter]キーを押します。
UACの警告のメッセージが出ますので[Alt+Y]キーを押して許可します。 または、[左右カーソル]キーで「はい Y」を選択して[Enter]キーを押します。
5.[Tab]キーを1度押します。
「通知レベル: 100パーセント」といいます
6.[左右カーソル]キーで次のうちのどれかを選択します。
・100パーセント。
・67パーセント。
・34パーセント。
・0パーセント。
34パーセントぐらいに設定すると良いかもしれません。
これですと、この「ユーザー アカウント制御設定の変更」を選択した時にはUACのメッセージは出ません。
7.[Tab]キーでOK」まで行き[Enter]キーを押します。
UACの警告のメッセージが出ますので[Alt+Y]キーを押して許可します。
または、[左右カーソル]キーで「はい Y」を選択して[Enter]キーを押します。
8.パソコンを再起動しますと設定が有効になります。