Windows8.1の検索機能

Windows8.1から、インストールされているプログラムやファイルなどの検索機能が、大幅に強化されました。
それと同時に、同じ検索で、クラウドやインターネットの検索も、融合されているみたいです。
ですから、プログラムを検索すると、自分のパソコンにインストールしていないプログラム名が検索結果の一覧に出てきたりして、少しびっくりします。
それと、2013年11月現在、PC-Talker8がうまく対応していないみたいで、少し使いにくいところがあります。
でも、この検索機能は、使い出すと、やめられなくなりそうです。
とりあえず、使い方だけ書いておきますので、使い込んでみてください。
この検索機能は、アプリケーションの動作中でも機能するようです。

●プログラムを検索します

1.[Windows+Q]キーを押します。
([Q]はアルファベットです。)
このショートカットキーは、プログラムの検索キーワードを入力する、エディットボックスを開きます。
「検索ボックス、すべての場所 を検索、Enter キーでクエリを送信、Esc キーでボックスをクリア 」と音声ガイドがあります。

2.開いたエディットボックスに、検索語を入力します。
入力する検索語は、プログラム名の一部でかまいません。
たとえば、[ex」(イー エックス)と入力します。

3.検索結果が出ていますので、[下カーソル]キーを押して読みます。
ただし、一度[下カーソル]キーを押すと、検索結果の2番目を読むようです。
[上カーソル]キーを押すと、一番目の検索結果を読みます。

4.私の場合は次のような検索結果が出ています。
「Microsoft Excel 2010」
「Internet Explorer」
「Explorations」
…。

5.さらに、[下カーソル]キーを押して行き増すと、「検索の情報をどのくらい Bing と共有するかを選ぶ」と言う項目があります。
これは、マイクロソフトのインターネット検索ですが、これに関しては、まだまだGoogleの方が、断然すごいので、今回は無視することにします。

6.[上下カーソル]キーで「Microsoft Excel 2010」を選択して、[Enter]キーを押しますと、Excel2010のBook1が開きます。
実は、上のような操作をしなくても、「ex」(イー エックス)と入力しただけで、
検索結果の一番目が選択されているようなので、すぐに[Enter]キーを押しますと、「Microsoft Excel 2010」が開きます。
自分のパソコンで、どのようなキーワードを入力したら、目的のプログラムが、一番目に選択されるかを覚えておくと、「マイスタートメニュー」を開いてから選択して起動するより早いかもしれません。
例えば「MyEdit」を起動する場合は、エディットボックスに「mye」(エム ワイ イー)と入力して[Enter]キーを押せば良いわけです。
もう一つ例を挙げますと「mmm」(エム エム エム)と入力して[Enter]キーを押しますと「MMMail2」が起動します。

7.[Alt+F4]キーでウィザードが終了します。

●ドキュメントなどに保存してあるファイルの検索をします

1.[Windows+F]キーを押してエディットボックスを開きます。
このショートカットキーは、パソコン内のファイルを検索するエディットボックスを開きます。
「検索ボックス、すべての場所 を検索、Enter キーでクエリを送信、Esc キーでボックスをクリア 」と音声ガイドがあります。

2.[半角/全角]キーを押して日本語変換にしてから、「操作」と検索したいファイル名の一部を入力して見ます。
[Enter]キーを押して、文字を確定して、もう一度[Enter]キーを押しますと、次のようなガイドがあります。
「“操作” に関するファイルの検索結果。検索条件を変更するにはクリックしてください 」

3.[上下カーソル]キーで読んでゆきますと、私の場合は次のような検索結果が出ます。
「NVDAの操作.txt 2013/ 10/ 08 6:36 1.29 KB」
「MMMail2の基本操作.txt 2011/ 07/ 11 7:59 2.04 KB」
「視覚障害者のWindows8操作.txt 2013/ 11/ 23 18:22 36.5 KB」
…。

4.更に、[下カーソル]キーを押してゆきますと、「1641 個のドキュメントをすべて表示」とガイドがあります。
ここで[Enter]キーを押しますとPC-Talker8の音声がなくなります。
表示に時間がかかっているのかと思って、しばらく待っていたのですが、だめですね。
PC-Talker8はフリーズをしていません。
残念ですが、PC-Talker8の対応を待たないと、駄目なようです。
NVDAでは、全ての検索結果を読み上げます。
[Tab]キーを押しますと「戻る」とガイドがありますので[Enter]キーを押しますと、最初の検索結果に戻ります。

5.[上下カーソル]キーで検索結果を選択して[Enter]キーを押しますと、そのファイルが開きます。

6.[Alt+F4]キーでウィザードが終了します。

●設定ダイアログの検索をします

1.[Windows+W]キーを押して、検索のエディットボックスを開きます。
このショートカットキーは、コントロールパネルなどの、設定ダイアログを検索します。

2.前回で行なった、コントロールパネルの「言語」のダイアログを開きたい場合は、この検索エディットに「言語」と入力して[Enter]キーを押しますと、一度で設定ダイアログが開きます。
もう一つ例をあげますと、「プログラムと機能」と入力して[Enter]キーを押しますと、インストールされているプログラムの一覧が表示されて、このダイアログで、プログラムのアンインストールなどが出来ます。
コントロールパネルの各項目の名称と機能が分かっていれば、設定ダイアログを開くのに大変便利です。
でも、コントロールパネルの設定は、そんなに多く使うものではないので、設定ダイアログを開くのには、やはり「コントロール パネル」から開いた方が確実かもしれません。

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