前にも書きましたが、Windows8には「デスクトップアプリ」と「ストアアプリ」とよばれる、2種類のアプリケーションソフトがあります。
「ストアアプリ」と言うのは、Microsoftのストアからダウンロードでしか入手出来ないもので、いわゆるアップル社の「アプリ」と同様なものです。
これは、2013年11月現在では、スクリーンリーダーには対応していません。
「デスクトップアプリ」とは、従来のWindowsで使われていたソフトで、いろいろなソフトメーカーが作成して販売しているアプリケーションソフトのことをいいます。
ですから、スクリーンリーダーやいわゆる音声化ソフトはデスクトップアプリになります。
今回はWindows8.1でのデスクトップアプリの起動方法を、いくつか書いておきます。
PC-Talker8をインストールしますと、「マイスタートメニュー」と言うツールが同時にインストールされます。
この「マイスタートメニュー」は、Windows8から無くなってしまったスタートメニューをポップアップ表示させるツールです。
表示の形式は、WindowsXPの時のクラシックメニューと同様なものになっています。
1.[Windows]キーを押します。
2.マイスタートメニューがポップアップ表示されます。
3.[上下カーソル]キーでプログラムの起動ショートカットが選択出来ます。
4.起動したいプログラムのショートカット項目を選択して[Enter]キーを押しますと、そのプログラムが起動します。
このマイスタートメニューの初期値では、上の方に「MyEdit」や「MyFile」「MySupport」などの高知システムのプログラム名が並んでいます。
一番下には「すべてのプログラム メニュー」の項目があります。
これを選択して[Enter]キーか[右カーソル]キーを押しますと、そのパソコンにインストールされている、全てのプログラムの起動ショートカットが表示されます。
(マイスタートメニューが表示されたら[上カーソル]キーを一度押すと早く選択が出来ます)
この全てのプログラムリストで、[上下カーソル]キーで起動ショートカットを選択して[Enter]キーを押しますとそのプログラムが起動します。
ただし、ここはツリー構造になっていて、起動ショートカットがフォルダーにたたまれているところがあります。
Windows7ではたたまれているところでは「プラス」とガイドがありましたが、マイスタートメニューでは項目の後に「メニュー」とガイドがあります。
このメニューとガイドがあるところで[右カーソル]キーを押しますとそのフォルダーが開きます。
ただし同列に開きますので、次のフォルダーに行く前に「前に戻る メニュー」とガイドがあります。
ここで[Enter]キーを押しますとそのフォルダーはたたまれます
マイスタートメニューのカスタマイズは次の回で書きます。
インストールされたデスクトップアプリの起動ショートカットの一部は、「デスクトップ」の画面にアイコンとして表示されています。
1.[Windows+D]キーを押してデスクトップ画面を出します。
このショートカットキーはこれからよく使うと思いますので、覚えておきましょう。
プラスDの「D]はデスクトップのデーと覚えます。
2.アイコンは上下左右に並んでいますので[上下左右カーソル]キーで選択してゆきます。
Windows8では、アイコンを縦一列に表示する設定は無いようです。
PC-Talker8はアイコンを読み上げます。
3.目的のアイコンを選択したら[Enter]キーを押します。
そのプログラムが起動します。
デスクトップに起動ショートカットを作る方法は次回で書きます。
Windows8.1の「チャームバー」からインストールされている全てのプログラムの起動ショートカットのリストが開けます。
1.[Windows+C]キーを押してチャームバーを開きます。
2.[上下カーソル]キーで「スタート」を選択して[Enter]キーを押します。
3.[Ctrl+tab]キーを押しますと、全てのプログラムの起動ショートカット一覧が開きます。
4.[上下カーソル]キーで目的のショートカットを選択して[Enter]キーを押します。
そのプログラムが起動します。
このリストは、フォルダーが開いた状態で表示されているようですので、かなり多くのリストが表示されています。