1−2 Bookを開く、閉じる、終了

Excelを起動してみましょう。

データの何も入っていない新規のBookを起動するのには、次のようにします。

1.[Windows]キーを押してスタートメニューを開きます。

2.[上下カーソル]キーで「プログラム」(スタートメニューがクラシックでない場合は「全てのプログラム」)を選択します。

3.[右カーソル]キーを押してサブメニューを開き、[上下カーソル]キーで「Microsoft Office」を選択します。

4.[右カーソル]キーでサブメニューを開き、[上下カーソル]キーで「Microsoft Office Excel 2003」を選択して[Enter]キーを押します。(「Microsoft Office Excel 2003」をスタートメニューに登録しておくと便利です)

5.「Book1」というファイル名の新規のExcelファイルが開きます。

Excelファイルを「終了」する方法

1.[Alt]キーを押してメニューバーに行き、「ファイル(F)」を選択します。

2.[下カーソル]キーで「終了(X)」を選択して[Enter]キーを押します。ショートカットキーは[Alt+F4]キーです。

3.ファイルの内容が変更されていると、次のようなメッセージが出ます。
Microsoft Excelの警告メッセージ 'xxx.xls' への変更を保存しますか?
Yは「はい」Nは「いいえ」エスケープは「キャンセル」 (xxxはファイル名)

4.[Tab]キーで「はい」、「いいえ」のいずれかを選択して[Enter]キーを押します。「Book1」を終了する時に「はい」を選択すると、「名前をつけて保存」のダイヤログがでるので、ファイル名と保存場所を指定してから[Tab]キーで「保存」を選択して[Enter]キーを押します。

5.開いているExcelが終了します。複数のExcelファイルが開いている場合は、全部一度に終了します。

マイコンピュータからExcelファイルを開く

1.Excelファイルが保存されているフォルダをマイコンピュータで開きます。

2.拡張子が.xlsのExcelファイルを[上下カーソル]キーで選択して[Enter]キーを押します。

3.Excelファイルが開きます。

4.Excelファイルは、同じ名前でなければ同時に複数のファイルが開けます。(同じファイル名のファイルは、保存してあるフォルダが違っていても開けません)

5.複数開いたファイルは、[Ctrl+F6]キーで順次切り替えてアクティブにして作業が出来ます。他のExcelファイルから、データのコピー貼り付けなどを行なうときに便利です。

複数開いたExcelファイルを一つずつ閉じる

1.閉じたいExcelファイルを[Ctrl+F6]キーでアクティブにします。

2.[Alt]キーを押してメニューバーに行き、[ファイル(F)」を選択します。

3.[下カーソル]キーで「閉じる(C)」を選択して[Enter]キーを押します。ショートカットキーは[Ctrl+W]です。

4.ファイルの内容が変更されていますと、次のメッセージが出ます。
Microsoft Excelの警告メッセージ 'xxx.xls' への変更を保存しますか?
Yは「はい」Nは「いいえ」エスケープは「キャンセル」 (xxxはファイル名)

5.[Tab]キーで、「はい」、「いいえ」のいずれかを選択して[Enter]キーを押します。(「はい」を選択すると上書き保存されますが、「いいえ」を選択すると変更は保存されません)

6.アクティブになっているファイルだけが閉じます。Excelは終了しませんので、残ったExcelファイルで作業をした後、改めてExcelを終了して下さい。

[ショートカットキー]
[Alt+F4]:Excelを終了する。開いているExcelファイルを総て閉じる。
[Ctrl+W]:アクティブなExcelファイルだけを閉じる。Excelは終了しません。
[Ctrl+F6]:複数開いているExcelファイルの、次のファイルをアクティブにする。
[Ctrl+Shift+F6]:複数開いているExcelファイルの、前のファイルをアクティブにする。


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